糖尿病は、血液中のブドウ糖濃度(血糖値)が通常より高い状態が続く病気です。
食物として体内に取り入れられた糖質は、分解されブドウ糖となって血液中に吸収され、全身に運ばれてエネルギー源として利用されます。余ったブドウ糖は、すい臓から分泌されるインスリンというホルモンが働き、肝臓内でグリコーゲンに変えられてエネルギー源として蓄えられます。グリコーゲンは必要に応じて再びブドウ糖に分解され供給されます。この糖代謝によって、血糖値は一定に保たれているのです。すい臓から分泌されるインスリンの量が少なかったり、作用が弱っていたりすると、血液中にブドウ糖がたまり、血糖値が高い状態が続いたり、尿の中にも糖が排泄されてしまうのです。
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松本孝夫先生
まつもと・たかお
1948年、埼玉県生まれ。'74年、順天堂大学医学部卒業。'78年より米国カリフォルニア大学ロサンゼルス校に留学。'81年、順天堂大学医学部大学院修了。'85年、同医学部膠原病内科学講師と医局長を兼任。現在、同医学部客員教授、東京臨海病院診療総部長。
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