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セルフドクターズ・チェック 食中毒危険度チェック
食中毒とは、食品を摂ったことで急性胃腸炎を主とした健康障害が起きること。その原因は、食品を汚染したウイルス、メタノールやヒ素などの化学物質、フグやキノコなどの自然毒などがあります。食中毒全体の7割近くが細菌性食中毒だといわれます。その、細菌性食中毒は高温・多湿になる6〜10月に発生する場合が多いのが特徴です。
さて、今年もその季節がやってきました。あなたは食中毒にならないよう、注意して生活していますか? 手洗いをまめに行なう、買ってきた食品はすぐに冷蔵庫や冷凍庫にしまう、食器やまな板、ふきんなどは清潔にしておくなど、すぐにできることは習慣にし、健康な毎日を送りましょう。

食中毒危険度チェック
細菌性食中毒の発症は大きく2つに分かれます。それは、感染型と毒素型です。
感染型は、食品の中で一定の数以上増えた細菌が、消化管内で定着・増殖し、急性胃腸炎などを起こすもの。原因菌は、サルモネラ菌、腸炎ビブリオ、カンピロバクター菌などがあります。また、毒素型は、食品中の細菌が作り出す一定量以上の「毒素」によって発症します。原因菌はボツリヌス菌、ブドウ球菌、O(オー)157などです。
近年、食中毒の原因になる細菌が多様化してきたといわれています。食中毒は個々の健康管理や清潔習慣で対処できることもあります。正しい知識を持って、発症しないように注意したいものです。


上田成子先生
うえだ・しげこ
1950年、兵庫県生まれ。'75年、女子栄養大学栄養学部卒業。獣医学博士。'77〜'89年、日本大学大学院獣医公衆衛生学研究員。女子栄養大学教授。専門は衛生学、公衆衛生学、食品衛生微生物学、とくに細菌性食中毒菌の生態と発症機構およびその制御について。

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