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風邪のウイルスとしては、おもに呼吸器に感染するインフルエンザウイルス、パラインフルエンザウイルスのほか、風邪の症状だけでなく目の病気や乳児の下痢症などの原因ともなるアデノウイルスがあります。また、風邪症状も起こしますが、髄膜炎など中枢神経系の感染を起こすことが知られているエコーウイルス、コクサッキーウイルスなどがあり、その数は200種類以上といわれています。インフルエンザウイルスをはじめ、多くのウイルスは、冬に流行します。しかし、エコーウイルスやコクサッキーウイルスは高温・多湿の状態を好むため、夏に発症しやすく、よくいわれる夏風邪の原因です。
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岡部 信彦 先生
おかべ・のぶひこ
1946年生まれ。1971年、東京慈恵会医科大学医学部専門課程卒業後、同大学小児科助教授などを経て、2000年より国立感染症研究所感染症情報センター長として現在に至る。専門は小児科学、感染症学、感染症疫学。 |