胃腸は日ごろの生活習慣を反映して、症状が現われやすい臓器です。暴飲暴食、刺激の強い飲食物の摂取、栄養バランスの悪い食事、喫煙、冷えなどは、胃粘膜にダメージを与えたり、胃腸の消化吸収機能を低下させたりして、胃腸のトラブルの原因となります。また、胃腸は緊張や不安など精神的ストレスの影響を受けやすいことも特徴です。胃腸の働きは自律神経によってコントロールされているので、ストレスによって自律神経の働きが乱れると、胃腸にさまざまな不調を引き起こすことになります。近年、増加している胃・十二指腸潰瘍や過敏性腸症候群は、ストレスが原因の胃腸病の代表といえるものです。
また、潰瘍にはピロリ菌の成熟がその原因となっていることが、近年つきとめてられています。従ってその除去も大切な健康維持の対策となります。専門医による検査を受けることをすすめます。
胃腸の健康のためには、よい食習慣を身につけることが大切なのはいうまでもありませんが、生活全般を整えて全身のコンディションを良好に保つこと、上手にストレスコントロールをすることもたいへん重要です。さらに、年に1度は健診を受け、心配な症状がある場合は、早めに医師を受診するようにしましょう。