現在は医療や健康に関する情報が溢れていますが、いざ病気になって受診する段になると、どの病院に行けばよいのか、何科を受診したらよいのかなど、分からなくて困った経験はありませんか? 最適な医療を受けるためには、日ごろからアンテナを張って必要な情報を集めておくことが大切ですが、もう1つの鍵となるのが、かかりつけの主治医を持つことです。主治医は、病気の初期診療(プライマリーケア)を施すだけでなく、必要ならば専門医を紹介するなど、他の医療機関との橋渡しもしてくれます。まだ主治医を持っていないという人は、まず、住まいの近くの内科医を受診してみましょう。何度か受診し、お互いの信頼関係を築くことができたら、何か不調があったときにすぐに相談できる心強い存在になるはずです。なお、「賢い患者」になるためには、大人としてのマナーも大切。医師や他の患者さんへの気遣いも忘れないようにしましょう。
|
平石貴久先生
ひらいし・たかひさ
東京慈恵会医科大学卒業。専門は内科、循環器科、スポーツ医学、放射線診断、東洋医学。スポーツ選手の健康管理や勝つためのコンディショニングを担当。清原和博、丸山茂樹、千代大海などのプロスポーツ選手をはじめ、慶應義塾大学ラグビー部などのチームドクターも歴任。アーティストのコンサートドクター、企業や自治体の健康指導、講演などで全国を飛び回る。著書に『健康の常識』(講談社)など多数。 |