【1】
栄養ドリンク剤、毎日飲んでいると効かなくなるような気がします。
この手の質問は、よく聞かれる質問です。
効くとか効かないとかはかなり主観的な事のように思えます。例えば、ビタミン剤を長期的に服用しても耐性ができるとは思えません。
漢方薬
も同様です。ある種の抗生物質がある細菌に対して耐性を生じることはもちろんあります。
中には、長く服用していると耐性ができたり、肝臓での分解酵素を増やして効き目が弱まるという人もいますが、長期服用によって効果がなくなるということはありません。
【2】
栄養ドリンク剤を飲んだら、尿が黄色くなります。どうしてですか?効いてないのでしょうか?
ビタミン剤、特にB2などは
水溶性のビタミン
ですから不要になったり、分解されたものは尿より排出されます。ビタミンB2本来の色も黄色なのですが、体内に吸収された後に排出されるので心配はありません。
ビタミン
も摂ればいいというものではなく、過剰症も報告されています。不要なものや過剰に摂りすぎたものは、体外に排出された方が身体にとってはいいのです。
【3】
栄養ドリンク剤は値段がまちまちです。高い方が効くのですか?
値段が高い程、効き目があるという訳ではないと思います。
漢方薬
の選別ほど細かな分類は必要ありませんが、ある程度症状に合わせて、服用したほうがよく、強精・強壮が目的であれば、ロクジョウ、カイクジン、
冬虫夏草(トウチュウカソウ)
、ムイラプアマ、イカリ草などが配合されたものが良いでしょう。一般に動物性のものが配合されたものは高いようです。また、値段が高いドリンクの方が、天然資材の
生薬
成分を多く配合していますので、
合成薬
だけでは補いきれない栄養素を補充することができます。特に疲れがひどい時などは、効果がよく実感できると思います。毎日の健康管理で飲まれるなら、値段の安いものでもいいと思います。
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【4】
ストレスって何ですか?ストレスに効くドリンク剤はありますか?
漢方の概念のひとつに「気」という言葉があります。「気」とは目に見えない全身を巡るエネルギーのようなものです。この「気」が不足すれば疲れたり、流れが悪くなるとイライラしたり、血の流れが悪くなります。ストレスは、この「気」の流れを停滞させてしまうと考えられています。心配事や悲しみ、怒りなどがストレスの原因となります。ストレスに効くドリンクとしては、香りの高いものを配合したものがいいですね。薄荷(ハッカ)、陳皮(チンピ)、桂皮(ケイヒ)、柴胡(サイコ)などがあげられます。
【5】
栄養ドリンクって本当に効くのですか?どういう時に飲んだらいいのですか?
栄養ドリンクも目的によって変わってくるものです。基本的には、毎日の食生活の中で補いきれない、
ビタミン
、
ミネラル
、その他の栄養素を効率良く短時間で吸収させるということでしょうか。つまり、必要な人が飲めば効きますが、不必要な人が飲んでも効かないということです。風邪の時には、体力が落ちて、食欲もなくなりますね。そういった時に栄養補給の目的で摂ると風邪も早く治ります。
【6】
飲んでもあまり効かないと感じる時があるのですが。
効く、効かないということをよく質問されます。ただ、何に対して効果がなかったのかわかりませんが。疲労回復を目的として飲んでも疲れが取れないということでしょうか? 栄養ドリンクはあくまで日常の食生活の中で摂取できない栄養素を補給するものです。睡眠不足や不規則な食生活を続けていながら、栄養ドリンクのみで、その不足分を全て補おうとしても無理があります。また、慢性的な疲労がどうしても取れない場合は、肝臓疾患など他の病気が原因とも考えられますので、医師の診断を受けることをおすすめします。
【7】
コンビニなどで売っている栄養ドリンク剤の他に薬局でしか売っていない栄養ドリンク剤があります。どう違うのですか?
両者の違いを簡単に言えば「医薬品」は効能・効果を明記できますが「清涼飲料水」は明記できません。また、ゼナのような「医薬品」のドリンクは薬局・薬店でしか扱うことができません。オロナミンCのような「清涼飲料水」は自動販売機でも購入することができます。その効果の差をはっきりとは言えませんが。「医薬品」の方が、含有成分の量等の表示がはっきりしており、多くの症状に対応しやすと言えるでしょうか。逆に「清涼飲料水」は原材料名の表示はありますが、各成分の分量表示がされていません。