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第2回 毛髪と遺伝

■薄毛と遺伝の関係

男性の場合で遺伝が強い人は、前頭部から頭頂部が薄くなってきます。
これは壮年性脱毛症、俗に若ハゲと言われています。
特に遺伝が強い人は、17〜18歳くらいから薄くなり始めおよそ30歳くらいまでに薄毛の状態になる人は1%です。30歳くらいから薄くなり始め40〜50歳くらいで薄毛になる人が3%で、遺伝によって薄毛になる人は合計4%くらいいます。
あとの方は加齢で薄くなりますが、この場合、遺伝とは関係のない人です。


若い人からお年寄りまで髪の状態を観察すれば分かりますが、年をとっているほど髪が薄くなります。これは一種の老化現象です。
ただこの場合も個人差があります。

■若くてもなぜ薄くなるのか

壮年性脱毛症の遺伝的体質をもっている人の場合、睾丸で造られ分泌された、男性ホルモンのテストステロンが血液で運ばれて、前頭部から頭頂部の毛根の先の毛を造る細胞にある5αリダクターゼという酵素によって、5αディヒドロテストステロンという強い男性ホルモンに変化します。これが細胞の活動を抑えるので、毛の成長が短くなって普通より早く抜け、次にそこから生えてくる毛の太さが細くなり、その繰り返しでどんどん髪が細くなり、薄毛になるのです。

■親が薄毛でも、防ぐ方法はあるか

毛髪の遺伝は単因子遺伝ではなく多因子遺伝といわれていますので単純ではないのです。また薄毛になりやすい要素として、次のようなものがあります。

1:変化した強い男性ホルモンによって皮脂分泌が促進され、分泌された皮脂が毛穴や頭皮に広がり、ここにいる常在菌によって分解され、酢酸のような低級脂肪酸などの刺激で毛穴や頭皮が痒くなり、フケや抜け毛が増える結果、抜け毛が増え、薄毛が促進されてしまいます。

2:毛穴での皮脂、特に牛脂ヘッドや、豚脂ラードなどの硬い脂の増加は、硬いので毛穴に長く留まり分解刺激物を増加させるので、抜け毛を増加させ薄毛になりやすい状態になってしまいます。

3:頭の形が丸く大きい人は、頭皮の成長が20歳くらいで止まりますが、脳の発育は20歳以後も続くため、頭皮が緊張して毛に栄養を送る血管が圧迫され、血流の低下がおこり、毛を造る細胞の働きを低下させるため、毛が細くなって薄毛になるのです。

4:ストレスが多いと毛をつくる細胞に栄養を送る血管につながる神経の活動を乱し、血行が悪くなるので、毛の成長が止まって抜けるのです。


現在、マスコミなどの薄毛や増毛、育毛などの情報で、遺伝していない人でも、薄毛になると悩んでいる人が大部分です。起こってもいないのに心配しないことです。
起こってきた場合、何のケアもしなければ早く進んでしまいますが、ヘアケアをすれば、効果があり、薄くなるのを防ぐことが出来ます。



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