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女性にも、男性ホルモンの影響による「男性型脱毛症」があります。男性の場合は髪が抜けたままになることがありますが、女性の場合は薄毛になるだけです。男女で見た目が違うため、最近では、女性における男性型脱毛症を「女性型脱毛症」と呼んでいます。
その他、女性の脱毛症には出産後一時的に脱毛する「分娩後脱毛症」や過度のダイエットによる「栄養障害性脱毛症」などがあります。 |

遺伝的要因により、前頭部から頭頂部の毛根にある毛乳頭で、男性ホルモンのテストステロンがジヒドロテストステロンに変化します。ジヒドロテストステロンは、毛母細胞に入って細胞分裂を阻害し、発毛を抑制します。
そのため髪の寿命は短くなり、やがて発毛しなくなってしまいます。
「男性型脱毛症」になりやすい体質は遺伝によるもので、日本人男性の約25%が遺伝的要素をもっているといわれています。

「女性型脱毛症」も遺伝的要素が原因です。
ただ、若い女性の場合、血中のテストステロンが男性の1/20と少なく、女性ホルモンの影響でヘアサイクルが長いため、薄毛化が起こってもゆっくりで、ほとんど気づくことはありません。

女性は、早い人で35歳前後から血中の女性ホルモンの分泌が減るため、テストステロンの割合が相対的に多くなります。そのため、抜け毛が増え、皮脂分泌が促進され、頭皮が脂っぽくなり、薄毛になっていきます。ただ、少なくなるとはいえ女性ホルモンは一定量分泌されるので、薄毛の状態が維持されます。 |