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カモミール
学名:Chamomilla recutita(ジャーマンカモミール)
Chamaemeleum nobile(ローマンカモミール)
科名:キク科
精油抽出部分:
性質:甘、苦
芳香:甘い香りと苦味があり、神経をリラックスさせる
効用:消炎、鎮痛、沈静、抗感染、抗アレルギー、抗神経痛、駆虫、消化促進、健胃など

[効能]かぜの予防
カモミールはデイジーに似た花を咲かせる、いくつかの種類の名称で、有名なものはジャーマン、ローマン、ダイヤーズの3つです。ジャーマンとローマンは主に飲用され、お茶の効能はほとんど同じ。効果は主に鎮静で、カモミールティーを飲むとよく眠れるといわれます。
左はローマン、右はジャーマン。茶葉(ドライ)は花を使用。花の形は多少違っても効能はほぼ同じ。
 



 カモミールは、ドイツで『お母さんのハーブ』と呼ばれます。これは、月経に関わる不調や更年期障害の対策に使われてきたからです。また、ギリシアではヒポクラテスが熱剤にローマンカモミールを使用したという記述もあり、古代エジプトでは治療薬として人々から高い評価を得ていたとか。ジャーマンとローマンの精油は、神経をリラックスさせ、緊張と不眠に効果があるといわれ、アロマテラピーに活用されます。この2種類のカモミールには、アズレンという天然保湿成分が含まれており、化粧水や乳液にも使われるそうです。不思議な話ですが、花や葉にアズレンは含まれていません。蒸留時にその成分ができ、ジャーマンのほうが多く、ローマンの倍以上は出てくるとか。アズレンは体液が外に出ていくのを止める効果があるそうなので、冬には手放せないハーブともいえるでしょう。

栗崎 小太郎 先生
くりさき・こたろう
英国の第一人者R.ティスランドに師事し、'88年アロマセラピストの資格を取得。後にアロマテラピー国際会議などに出席し、日本のアロマテラピーをリードし続ける。東京都内でハーブ関連のものを扱うハーバートハウスを経営。


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