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オレンジ(2)

オレンジのフルーティーな芳香には、人をリラックスさせる精神的な効果もあります。

オレンジ
スピリットを高揚させる精油は抑圧的ストレスの緩和に有効

 オレンジの薬効に早くから注目したのは古代中国人で、乾燥させた果皮を漢方薬の生薬として大切にしたといわれます。それは、消化を促したり神経を鎮めたりしてくれたからだとか。また、18世紀のヨーロッパでは、神経症、心臓疾患、腹痛、憂うつなどにオレンジがよいという評判だったそうです。
 現在、オレンジの精油が効果を発揮する対象は「野心的で仕事熱心な人」や「完全主義者」とされ、頑張りすぎて緊張のあまり落ち着きをなくしてしまう人の緊張や欲求不満、イライラを一掃するともいわれています。気楽に物事に取り組めるよう促し、前向きでエネルギッシュな姿勢になるようにしてくれるそうです。そのすがすがしい香りは、まさに現代のエッセンスといえるでしょう。

オレンジピールはオレンジの皮でできていて、ハーブティーとして利用します。ラム酒やブランデーに入れてもおいしいでしょう。オレンジブロッサムは穏やかな味と香りで、寝る前などにおすすめ。マーマレードは世界中の食卓で親しまれているジャムです

オレンジ入りのポプリは、市販されているので、好みの容器に入れて使用しましょう。スイートオレンジのエッセンシャルオイルを数滴垂らすと、その香りがストレスやイライラを解消したり、憂うつな気分を明るくしてくれるでしょう。

栗崎 小太郎 先生
くりさき・こたろう
英国の第一人者R.ティスランドに師事し、'88年アロマセラピストの資格を取得。その後アロマテラピー国際会議などに多数出席し、日本のアロマテラピーをリードし続ける。東京都内でハーブ関連のものを扱う「ハーバートハウス」を経営。



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