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| 日本で伝統的に育まれてきた緑茶は、茶道の文化を生み、味わいと香りが親しまれています。近年、体によい成分を含んでいることが次々と科学的に解明されています。 |
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お茶のルーツは、約5000年前の中国。日本では、遣唐使によって渡来した茶葉を限られた階級だけが薬として珍重していました。江戸時代以降、そのおいしさゆえ世間に嗜好(しこう)品として広まっていったのです。 |
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静岡県の茶生産地でがん死亡率が全国平均より低いことが判明。とくに胃がんの死亡率が極端に低いのです。抗酸化(こうさんか)機能を持つカテキンやビタミンCなどによることが分かり、アメリカでも科学的な検証がすすめられています。 |
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老化は「生物学的老化」と「病的老化」に大別されます。人間の限界寿命は120歳といわれていますが、体内に増加した活性酸素や過酸化脂質(かさんかししつ)が細胞に悪さをするため病的な老化を早めてしまいます。抗酸化機能食品である緑茶を体内に摂り入れて体の中から若返りましょう。 |
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「あがりにして」といえば濃い緑茶が出てきますね。これは、なまものにあたらないための昔からの知恵。万が一、菌におかされた食べものを摂ってしまっても、飲まない場合より症状軽減の可能性が期待できます。カテキンの抗菌作用が働くからです。 |
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消化作用を利用して、冷蔵庫や靴などに。茶殻は乾燥させて使います。「宵越しのお茶」は、茶殻に細菌が繁殖(はんしょく)し、有毒物質も体内に取り込むことに。2時間以上たった茶殻では飲まないように注意して。 |
越智 宏倫 先生
おち·ひろとも
兵庫県生まれ。大阪府立大学農学部農芸化学科卒業。農学博士。’64年に日研フード株式会社、’85年に日本老化制御研究所を設立し、同社会長兼研究所所長として老化予防、老化制御の研究に取り組んでいる。著者に『「緑茶カテキン」で120歳まで生きる』(現代書林)ほか多数あり。 |
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