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File 21 熱が出た

3日以内に熱が下がれば単なるかぜで心配はいりません。高熱が長期間続くときは、インフルエンザ、虫垂(ちゅうすい)炎、バセドウ病、急性肝炎などが考えられます。医師の治療を受けましょう。

●安静の仕方
(1) 温かくして寝かせる。悪寒がするときは、電気毛布なども利用。
(2) 氷枕や濡れタオルで頭を冷やす。解熱剤はむやみに服用しない。

File 22 けいれんを起こした

真性てんかん、脳腫瘍、脳卒中、妊娠中毒症、低血糖症などが考えられます。遺伝的にけいれんを起こしやすい体質の人もいます。

●けいれんが始まったら
(1) 突然倒れることがあるので、頭をぶつけないように周囲を片づける。
(2) 倒れそうになったら支え、衣服をゆるめて安静に寝かせる。

File 23 失神した

脳の血液が減少して、短時間意識を消失する失神は、通常、数分で回復しますが、長時間回復しない場合(意識障害)は、救急車を呼んでください。失神は倒れる前に症状が現れます。真っ青だったり、目の焦点が合わずに冷や汗をかいている場合は、すぐにうずくまらせるか、寝かせるようにします。

●失神して倒れたとき
(1) 顔色が青いときは、足を床から20〜30cm高くして寝かせる。
(2) 顔色が赤いときは、頭を高くして寝かせる。

File 24 呼吸が苦しい

過換気(かかんき)症候群、気管支炎、肺気腫(はいきしゅ)や気胸(ききょう)などの肺疾患が考えられます。呼吸が激しい場合は救急車を呼び、到着までに気道の確保をします。呼吸がなくなった場合は、人工呼吸が必要です。

●呼吸しやすい姿勢
(1) 枕などを抱えて机にうつぶせになる。
(2) ひざ下にクッションを入れてひざを曲げ、体を斜め45度に起こした姿勢。

●呼吸しやすくするために
背中を前に押すように、呼吸のタイミングと合わせてさする。

File 25 ガス中毒・酸欠になった

ガス漏れや暖房の不完全燃焼による一酸化炭素中毒になった人を助ける場合、熱いガスや空気を吸わないように、室内には床をはって入室し、救出する。窓や扉を開け放し、新鮮な空気を入れ、倒れている人の意識を確認後、患者を安全な場所に移し、救急車を呼びます。必要に応じ、気道の確保、心臓マッサージなどを施します。

File 26 急性アルコール中毒になった

(1) 呼吸の仕方が短く不規則で、体温が低下しているときや意識がない、脈がないという場合はすぐに救急車を呼び、到着まで人工呼吸と心臓マッサージをする。
(2) 意識がある場合は、衣服をゆるめて、楽な姿勢で寝かせる。
(3) 吐き気がある場合は、顔を横向きにして吐かせ、吐瀉物(としゃぶつ)は取り除く。
(4) 酔いがさめて落ち着いてきたら、水やお茶などを少しずつ飲ませる。急速に体温が下がり始めるので、保温に注意する。


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