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【検査結果 】
●検査を続けることで自分の通常値を把握
 検査表に示されている正常値というのは、病気を予測するための参考値です。検査によっては、個人差や時間、季節などによる変動が大きいものもあるので、自分の検査値が正常値を少しオーバーしているからといって、あまり神経質になり過ぎる必要はありません。大切なのは、日ごろから自分なりの通常の値をきちんと把握していること。人間の体のデータというものは、健康ならばあまり変動しませんし、加齢の影響で急激にデータが動くのは60歳以上からという人が多いのです。そのため毎年検査を続けていれば、おのずと自分の通常値がつかめるはずです。
  注意しなくてはならないのは、検査データが前年と比べて急激に変化している場合です。たとえ正常値内でも数値に大きな変動が見られたら、医師に相談するなどしてその原因が何によるものなのか解明したほうがよいでしょう。そして、その変化の原因を作った生活上の問題点を改善して、元に戻すような努力をすることが大切です。とくに以下の検査の数値については、正常値の範囲に個人差があるものと考えて、自分なりの通常の値を把握してください。

 肝機能の数値は、お酒を飲まない人と毎日飲む人では大幅に違います。アルコール性の肝障害の有無をチェックするγ−GTPは、正常値は女性が30IU/l、男性が50IU/l以下ぐらいとされています。ところがお酒を毎日飲む人の場合は、10〜100IU/lが正常値の範囲。同じく肝機能を調べるGOTとGPTの値があまり高くなければ、それほど気にする必要はないでしょう。

 血圧は1日のうちでかなり上下します。現在では、正常な血圧は下が85oHg以下、上が130oHg以下とされており、これを目安にするとよいでしょう。また、喫煙者、糖尿病の人、60歳以上の男性や閉経後の女性などは、血圧が上がる傾向が見られます。

 体脂肪が蓄積した状態を肥満といいますが、どのくらいの体脂肪率から肥満というのかは、測定法、算出法ともにまだあいまいな点があります。そこで、現在、もっとも有効といわれている標準体重算出法は、身長と体重から割り出す方法で、身長(メートル)×身長(メートル)×22(キログラム)で、このプラスマイナス10パーセント以内に自分の体重が入れば肥満ではないと考えられています。


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