全身運動は血管を発達させて血圧を下げる
筋肉にエネルギーのもとであるグリコーゲンや体脂肪を運ぶ働きをしているのは血液です。運動している筋肉には、どんどん血液を運ばなければならないため血管が発達しますが、逆に運動していない部分では、血管の必要性は低下してしまうわけです。全身をフルに使う有酸素運動では、筋肉にエネルギー源が運ばれ血管網が発達してきます。
血圧を表わす式は、「血圧=血流量×抵抗」。この抵抗というのは血液の流れにくさを表わします。血管が太く、毛細血管が発達していれば、血液の流れはスムーズで抵抗が小さくなり、血圧は下がるわけです。
逆に運動不足になると血管が閉じてきてしまい、抵抗が大きくなって、血圧は高くなります。
かつては高血圧の人の場合には、運動すると血流値が高くなってしまうので危険だといわれていました。しかし、現在では多少血流は増えるものの、血管を発達させて抵抗を下げる効果の高いウォーキングのような有酸素運動が、高血圧の防止に確実につながることがわかっています。
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