あなたは行きつけの薬局・薬店がありますか?また、近所の薬局・薬店の店員は、あなたの顔を覚えてくれているでしょうか?身近な市販薬を正しく安全に利用するためには、薬局・薬店と密な関係を築いていくことも大切です。
薬局・薬店をもっと身近なものに
いざというときに頼りになる薬局・薬店、そしてそこでアドバイスをしてくれる薬剤師など。手軽に買えて便利な市販薬だからこそ、信頼できる薬局・薬店を見つけておきたいものです。
いわゆる「くすりやさん」には、調剤室を持ち、保険薬局の許可を受け、医師の処方箋による薬の調剤もしてくれる薬局もあれば、いわゆるドラッグストアのように、スーパーマーケット感覚で薬を購入できるところもあります。いずれにしても、適切なアドバイスと親身になってくれる薬剤師などがいる薬局・薬店を探すことです。
かかりつけ薬局をつくろう
「かかりつけの医者」がいるように、薬局も「かかりつけ」をつくっておくと便利です。「かかりつけ薬局」で薬歴簿(個人の薬のカルテ)を作成してもらい、ふだんから健康上の不安や薬に関する質問など、有効なアドバイスをもらえるようにしておくのです。
「かかりつけ薬局」は、住まいや職場の近くの薬局の薬剤師などと親しくなり、世間話の延長上から「かかりつけ」にしてしまえば簡単です。たとえば、社団法人日本薬剤師会も「かかりつけ薬局」を提唱しています。「基準薬局」という制度をつくり、かかりつけ薬局選びの目安にしています。安心して相談できる、あなただけの「かかりつけの薬局・薬剤師」を見つけてください。
「かかりつけ薬局」選びのチェックポイント
かかりつけの薬剤師などを見つけるために、あなたの町の薬局の薬剤師などをこっそりチェックしてみましょう。あなたやあなたの家族の健康の相談相手として、ふさわしいでしょうか。
POINT1
ネームプレートをつけていますか?
薬剤師は、厚生省の「薬局業務運営ガイドライン」により、白衣を着て、胸に『薬剤師・○○○○」というネームプレートをつけています。ドラッグストアでも、薬剤師を見つけて相談しましょう。
POINT2
買う側のプロフィールをたずねてくれますか?
あなたの具体的な症状や現在の状況など詳しいプロフィールを質問してくれますか?薬を選んですすめる場合、プロフィールを知らなければ適切なものを選ぶことはできません。
POINT3
なぜその薬をすすめるのか、明確なアドバイスがありますか?
同じ対症療法の薬にもメーカー別、形状別、年齢別などいろいろな種類があります。なぜ、その薬を選んだのか質問してみてください。適切で正直な答えが返ってくるでしょうか。
POINT4
副作用の質問にきちんと答えてくれますか?
薬には何らかの副作用は必ずあるものです。勉強熱心な方なら、副作用の質問にもきちんと答えてくれるはずです。副作用はないと答える販売員は信用できないと判断されても仕方ないでしょう。
POINT5
気持ちのよいサービスをしてくれますか?
薬剤師などは、試験に合格した「薬のスペシャリスト」。とはいえ、薬を販売する以上はサービス業に携わっている販売員の1人でもあります。客に対して、気持ちよく接してくれているでしょうか。
POINT6
親身になってくれますか?
「かかりつけ薬局」としての気持ちを見せてくれるでしょうか。「薬歴簿」を作ってくれますか? とたずねてみてはいかがでしょう。あなたや家族の「薬歴簿」作成に積極的になってくれれば○です。
POINT7
勉強熱心ですか?
薬や医療の現場は日々進歩しています。勉強熱心であるかどうかも、いい薬剤師なのかどうかの判断基準になります。質問にその場で答えられなくても、「調べてお返事します」という言葉と実行があるでしょうか。 |