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酢にはこんなパワーがある(1)

「塩梅(あんばい)」という言葉が示すように、調味のポイントとなるのは塩味と酸味。酢の酸味には、体によい効果がたくさんあることが分かっています。疲労回復、生活習慣病の予防、細菌・抗菌効果など……。 酢の効能や活用法を知って、日々の健康管理に役立ててください。

監修 
小泉 幸道 先生
こいずみ·ゆきみち
東京農業大学教授。1951年生まれ。’73年東京農業大学農学部醸造学科卒業。’97年より現職。専門は発酵食品学。発酵食品の科学的な成分変化と機能性に関する研究を行う。’87年日本缶詰協会逸見賞受賞、’02年日本農芸学会論文賞受賞。テレビや雑誌、ラジオなどでも活躍中。
小泉幸道 先生


  独特のさわやかな酸味と香りを持つ酢。酢には、健康に役立つ効能がたくさんあります。
とくに暑い夏のシーズンにはオススメ。疲労や食欲不振などといった夏バテの諸症状を改善するほか、食品の腐敗を防いだり、血流をよくする効果などもあります。また、酢の消費量を見ると、北海道や東北地方などの寒い地方では少なく、関東や九州など、南に行くほど多くなっていて、酢と暑さの関係性が分かります。
  酢のおもな成分は酢酸です。アルコールに酢酸菌を加え、発酵させて作られます。原料は米や玄米、酒粕、果実など、でんぷん質か糖分を含み、アルコールを作ることができるものを使います。世界各国でも、それぞれの土地の産物を生かして数多くの種類の酢が作られています。アメリカではりんごを発酵させたりんご酢、フランスではぶどうが原料のワインビネガー、中国ではもち米などの穀物から作られる香酢などが日常的に使われています。
  少し加えるだけで、さまざまな効果を発揮する酢。日ごろから意識して、暮らしに取り入れてはいかがでしょうか。


酢にふくまれる主成分 酢酸が健康への鍵



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