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 みやかわ・めぐみ 東京女子医科大学医学部卒業。東京女子医科大学内分泌センター内科助手、講師を経て、’02年より宮川病院・内分泌代謝専門医。’04年より虎の門病院健康管理センター・健康管理室長。

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 まきの・なおこ 管理栄養士・料理研究家。スタジオ食主宰。女子栄養大学在学中より栄養指導・教育の啓蒙活動に携わる。雑誌、書籍、テレビなどで幅広く活躍中。著書に『コレステロール・食物繊維早わかり』(女子栄養大学出版部)、『免疫力を高める毎日の健康おかず』(成美堂出版)など。

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■体だけでなく心にも悪影響が
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便秘が続くと、お腹がすっきりしないだけではありません。便が腸内に長く停滞するために有害物質が発生したり、骨盤内の血液循環が悪くなって全身的な血行不良を招いたり、胃腸をコントロールしている自律神経の働きが乱れることなどが原因で、全身にさまざまな影響を及ぼします。肌荒れ、吹き出もの、肩こり、腰痛、疲労感、イライラなどは、便秘に伴って起こりやすいものです。また、若い女性の間で増えている痔も、最大の原因は便秘です。便が硬くなって排便のときに肛門を傷つけたり、強くいきんだりすることで肛門周辺の血流が悪くなるために起こります。 さらに、便秘を放置しておくと、大腸がんなどの病気が起こりやすくなります。たかが便秘と決して軽視できません。 慢性的な便秘の人は同時に、冷え、むくみ、月経痛、だるさなどに悩まされている人が多く、自律神経失調症でみられるようなさまざまな不定愁訴を抱えています。自律神経の働きを整えて体調をよくするとこれらの症状もよくなると言われています。
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・発熱を伴う ・便に血が混じる ・強い腹痛がある ・下痢と便秘をしばしば繰り返す ・便秘がだんだんひどくなる |
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上記のような症状がある人や、努力しても便秘がいつまでも改善しない人は、過敏性腸症候群、大腸がん、大腸ポリープなど腸の病気や、子宮筋腫、卵巣嚢腫など婦人科の病気が原因で便秘が起こっている可能性もあるので、一度、消化器科や内科を受診しておくと安心です。また、こうした症状がない人も、健診や人間ドックなどで定期的にチェックをするようにしましょう。
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【ケース】
 A子さん(34歳)は、コンピューターオペレーターです。10代のころから便秘がちでしたが、最近、仕事が忙しくなってきてから下痢と便秘を繰り返すようになり、便秘のときには強い腹痛が起こるようになりました。 消化器科を受診して検査を受けたところ、大腸に特別な病気は見当たらず、ストレスが原因の過敏性腸症候群と診断されました。カウンセリングの結果、責任のある仕事を任され、緊張状態が続いていたことや、通勤時間が2時間と長く、途中でお腹が痛くなるのではないか、遅刻してしまうのではないかという不安もかなり強かったことがわかりました。 抗不安薬を服用し、同時に規則正しい食事、十分な睡眠など生活上の指導を受けて実行したところ、症状が徐々に軽くなってきました。仕事も気持ちにも余裕が出てきたことも関係しているようです。現在は、仕事帰りにヨガ教室に通うようになり、ますます元気を取り戻しています。 |
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