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 なかむら・ひろえ 1992年東京女子医科大学卒業。同付属病院消化器病センター消化器内科、国立病院東京医療センター総合診療科を経て、現在、統合医療ビレッジ・ライフアートクリニック院長。現代医療を中心にホメオパシー、漢方などの代替医療も取り入れ、心と体を同時にケアしていく医療を提案。 (→医療総合ビレッジへ)

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 まきの・なおこ 管理栄養士・料理研究家。スタジオ食主宰。女子栄養大学在学中より栄養指導・教育の啓蒙活動に携わる。雑誌、書籍、テレビなどで幅広く活躍中。著書に『コレステロール・食物繊維早わかり』(女子栄養大学出版部)、『免疫力を高める毎日の健康おかず』(成美堂出版)など。

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■ストレスを処理できないと、心のエネルギー切れに
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メンタルトラブルを引き起こすのは、ストレスです。人はストレスを受けると、脳の視床下部からの指令によってストレスに対抗するホルモンが分泌され、体全体に防御反応を起こさせて体勢を整えます。 また、視床下部から自律神経に指令が行き、体温を上げたり、呼吸を早めたりといった防御反応を整えて、臨戦体勢に入ります。ところがストレスが大き過ぎて処理しきれないと、防御反応に狂いが生じ、バランスが崩れてきます。その結果起こるのがメンタルトラブルであり、それに伴う身体症状なのです。 |
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■生活の中のさまざまなストレス
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| ストレスという言葉はいろいろな場面で使われていますが、もともとは物理学の用語で物体の「ゆがみ」を意味する言葉でした。現在、医学的にはストレスは「何らかの刺激が体に加えられた結果、体が示したゆがみや変調」としてとらえられています。社会構造や人間関係が複雑化、多様化した現代では、とくに精神的ストレスの比重が増していますが、生活の中の複数の要因が重なり合って「ゆがみ、変調」が引き起こされるといえます。あなたの生活の中で、ストレスの原因となっていることは何でしょうか? |
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■自律神経とストレスの関係は?
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自律神経って?
 自律神経は、心臓や胃など内臓の動きや、体温、呼吸など体の中の無意識な活動をコントロールしています。自律神経は交感神経と副交感神経から成り、互いにバランスをとりながら、体の中を常に安定した状態に保つ働きをしています。 やる気、排泄、筋肉の緊張、闘争などおもにアウトプットの命令をするのが交感神経、リラックス、睡眠、消化・吸収などおもにインプットの命令をするのが副交感神経です。
 自律神経のバランスが崩れてしまうと
 ところが、イライラ、怒り、緊張、不安など精神的ストレスが続くと、交感神経が過緊張状態になり、それを抑えようとして副交感神経も活発に働きます。また、疲労や睡眠不足など身体的ストレスがたまると、体を休ませようとして副交感神経が必死に働き、それ以上の活動力を生み出そうとして交感神経の働きも活発になります。こうした状態が続くと、交感神経と副交感神経の切り替えがうまくいかなくなり、体全体の機能を調節しているバランスが崩れ、体のいろいろなところに不調が起こってきます。
よく耳にする自律神経失調症とは、自律神経がコントロールを失って、さまざまな不快な症状(不定愁訴)が現れるものです。
自律神経はストレスによってまっ先に変調をきたしやすいといえますが、逆に、自律神経を整えることによって、ストレスに強い体にすることもできるのです。
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