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 なかむら・ひろえ 1992年東京女子医科大学卒業。同付属病院消化器病センター消化器内科、国立病院東京医療センター総合診療科を経て、現在、統合医療ビレッジ・ライフアートクリニック院長。現代医療を中心にホメオパシー、漢方などの代替医療も取り入れ、心と体を同時にケアしていく医療を提案。 (→医療総合ビレッジへ)

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 まきの・なおこ 管理栄養士・料理研究家。スタジオ食主宰。女子栄養大学在学中より栄養指導・教育の啓蒙活動に携わる。雑誌、書籍、テレビなどで幅広く活躍中。著書に『コレステロール・食物繊維早わかり』(女子栄養大学出版部)、『免疫力を高める毎日の健康おかず』(成美堂出版)など。

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■ストレスの受け止め方には個人差が

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同じストレスを受けても、メンタルトラブルを生じやすい人と、そうでない人がいます。これには、その人の先天的な体質や性格、生活習慣などが関係しています。 体質の面から言えば、生まれつき胃腸が丈夫な人もいれば、すぐにお腹を壊してしまう人もいるように、ストレスの影響を受けて体のコントロールを乱しやすい人と、乱しにくい人がいます。コントロールを乱しやすい人は、心身が常に緊張した状態にありがちです。 また、ストレスに弱い人には、一般に次のような性格の傾向がみられるようです。
 ・頑張りやで我慢強い ・几帳面で完ぺき主義 ・責任感が強い ・負けず嫌い ・内向的で感情を抑えがち ・神経質
 しかし、同じ人でも体が元気でエネルギーに溢れているときはストレスをはねのける力が強く、逆に健康状態が悪くなっているときは、ストレスにとらわれやすくなります。不規則な生活やバランスの悪い食事など、生活習慣の乱れは体調を低下させ、ストレスの影響を受けやすくする原因です。 |
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■女性はメンタルトラブルを抱えやすい

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女性は一般に、男性よりもメンタルトラブルを抱えやすい傾向があります。女性は男性に比べて直観力に優れ、感情の起伏、揺れが多く、生活環境の変化や対人関係に敏感に反応することが理由の1つです。とくに女性が社会で活躍する機会が増えるにつれ、男性社会の中での葛藤や不適応からストレスを受ける人が増えています。 また、自律神経を支配している脳の視床下部はホルモンの分泌もコントロールしているため、相互に影響を受けやすいことも関係しています。月経前になるとイライラしたり、憂鬱な気分になったりする人がいますが、これは、月経に伴う女性ホルモンの変動が自律神経にも影響を与えるためです。月経、妊娠、出産、閉経など、女性ホルモンの環境が大きく変わるときは、メンタルトラブルも起こりやすいものです。 |
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■体の病気が原因のことも

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だるい、疲れやすい、気力がわかないといった症状が続くときには、背後に病気が潜んでいることもあります。女性に比較的多いのは、甲状腺の病気や膠原病、腎臓病、肝臓病、心臓病、貧血などですが、ほかにもさまざまな病気が考えられるので、一度、内科を受診して検査を受けるようにしましょう。また、経口避妊薬や副腎皮質ホルモン薬など薬剤の副作用として心の不調が現れることもあるので、思い当たる人は薬を処方してもらった医師に相談するとよいでしょう。 検査をして体の病気が見つからないときも、日常生活が辛いほどであれば、心療内科やメンタルクリニックを受診してサポートしてもらうことをおすすめします。 |
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