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feature05:「冷え」対策がカギ! 最近、肩こり、腰痛がひどくなっていませんか?
「冷え」を防いで、肩こり・腰痛を改善しよう
女性の不調も肩こり・腰痛の原因に
チェック! その生活習慣が肩こり・腰痛を呼ぶ
「冷え」を撃退する服装・下着・靴選び
肩こり・腰痛に効くビューティー・ストレッチ&ツボ
監修
盛岡 頼子 先生
東京女子医科大学附属
東洋医学研究所 
内科医。医学博士。

もりおか・よりこ
東京女子医科大学卒業。内科2入局。東京女子医科大学大学院を修了し、2000年東京女子医科大学付属東洋医学研究所非常勤講師に。女性の冷えや慢性疲労、肩こりなどストレスによる不調、生理不順などを得意とする。

チェック! その生活習慣が肩こり・腰痛を呼ぶ

肩こり・腰痛は、骨や関節、内臓などの病気が原因で起こるものと、おもに生活習慣が原因で起こるものとに大別できます。慢性の肩こりや腰痛のほとんどは、日ごろのライフスタイルが深く関っているものです。生活を見直し、セルフケアで症状を改善しましょう。
01 日ごろの生活習慣をチェックしよう!
 ■01 日ごろの生活習慣をチェックしよう!
ふだん何気なくしている行動や、長年のうちに身についた体の癖が、肩や腰に負担をかけていることがあります。思い当たることがないか、チェックしてみましょう。
check 01 姿勢
□ よく姿勢が悪いといわれる
□ デスクワークや立ち仕事などで同じ姿勢を続けることが多い
□ くつろぐときは寝転がるのが好き


悪い姿勢や長時間の同姿勢は、血行不良を招く大きな原因。体が沈み込むような軟らかいソファも、肩や腰に負担をかけるので注意が必要です。姿勢に気をつけ、こまめに運動して筋肉のこりをほぐしましょう。
check 02 睡眠
□ 睡眠時間が6時間以下のことが多い
□ 就寝や起床の時間が一定しない


睡眠不足だと、疲労が回復しないまま次の日を迎えることになり、こりや痛みが慢性化しやすくなります。また、不規則な生活は自律神経のバランスを乱す原因に。なるべく6時間以上の質のよい睡眠を確保しましょう。
check 03 食生活
□ 冬でもビールやアイスクリームなど冷たいものをよく摂る
□ 生野菜や果物をよく摂る
□ ペットボトルを持ち歩いて水を大量に飲んでいる
□ インスタント食品やファストフードをよく利用する
□ 朝食を抜くことが多い


冷たい飲食物、生野菜、果物、白砂糖、化学調味料などの摂りすぎは、体を内側から冷やし、肩こりや腰痛の原因となります。野菜はなるべく温野菜で摂り、ねぎやにんにく、スパイスなど体を温める食材を活用しましょう。ドリンクは、温かいものか常温のものを少しずつ摂ること。朝食をしっかり摂って、体を活性化することも大切です。
check 04 運動
□ ふだん、あまり運動をしていない
□ 激しいスポーツをしている


運動不足では筋肉がこわばりがちになり、血行不良の原因となります。過度の運動も筋肉疲労による肩こりや腰痛を生じやすいので要注意です。自分の体力に合わせた適度な運動を習慣にしましょう。
check 05 入浴法
□ シャワーだけで済ませることが多い
□ 熱いお風呂が好き


シャワーだけでは体が十分に温まらず、冷えをためて血行不良を招く原因に。また、熱いお風呂では体の表面だけが急激に温まり、お風呂から上がったときに冷めるのも早いので注意しましょう。体を芯から温め、筋肉のこりをほぐすには、38〜40℃くらいのぬるめの湯にゆっくり浸かるのが一番。足湯や半身浴もおすすめです。
check 06 住環境
□ 夏は冷房の利いた場所で過ごすことが多い
□ 冬は汗ばむくらい暖房を利かせる


冷房による冷えや自律神経の乱れは、肩こり・腰痛の大きな原因です。肌の露出の少ない服装を心がけて体を冷やさないようにし、冷房をつける場合は外気との差を5℃以内に設定しましょう。暖房の利きすぎで汗をかいたときも、体が冷えやすいので注意が必要です。
check 07 ストレス
□ 職場や家庭でストレスを感じることが多い
□ 几帳面で、融通のきかない性格だ


ストレスは自律神経のバランスを乱して筋肉の緊張や血行不良を招き、あらゆる不調の誘因となります。自分なりの工夫で上手に解消し、ストレスをためないことが大切です。
check 08 服装
□ ミニスカートをはくことが多い
□ ハイヒールを履くことが多い
□ 矯正下着やガードルをつけている


薄着による冷えは肩こり・腰痛を招く原因です。季節を問わず、体を冷やさない服装を心がけましょう。体を締めつける服や下着、きつい靴なども血行を悪くするので注意しましょう。
漢方医学は女性の不調の強い味方
女性は、肩こり、腰痛、月経痛など、さまざまな不調を同時に抱えている人が少なくありません。しかし、根底にある「冷え」を改善することで、こうした症状が見違えるように改善することがよくあります。その大きな助けとなってくれるのが、漢方医学です。
漢方では、「冷え症」を治療対象としてとらえ、体質、体力、心身の状態などを総合的に診断した「証」に合わせて治療を行います。「冷え症」は体力のない「虚証」の人や、血液が滞りやすい「瘀血(おけつ)」の人に多い症状です。治療では、こうした診断のうえでその人に合った漢方薬を処方するとともに、心身のバランスを整えることを大切にしています。慢性の不調で悩んでいる人は、漢方の専門医に相談してみるのもよいでしょう。
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