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東京女子医科大学附属
東洋医学研究所
内科医。医学博士。

もりおか・よりこ
東京女子医科大学卒業。内科2入局。東京女子医科大学大学院を修了し、2000年東京女子医科大学付属東洋医学研究所非常勤講師に。女性の冷えや慢性疲労、肩こりなどストレスによる不調、生理不順などを得意とする。

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| 女性が訴える体の不調でもっとも多いのが肩こり、次いで腰痛といわれます。その原因として見逃せないのが、体の「冷え」です。冷えは西洋医学では病気ととらえられないものですが、放置すると体の働きを乱し、さまざまな不調をもたらします。冷えの自覚がある人も、ない人も、まず、自分の体を見直してみましょう。 |
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| ■01 ご用心! あなたの体、冷えていませんか? |
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| 手足を冷たく感じたり、ゾクゾクと寒気を感じたりすることだけが、冷えの症状ではありません。なかには体が冷えていても、まったく自覚がない人もいるので要注意! 最近、こんな症状に思い当たりませんか? |
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□ 秋冬の寒い季節になると、肩こりや腰痛がひどくなる
□ 寒い場所にいると、肩や腰まわりが重くだるい感じがする
□ 肩こりや腰痛がひどいときにお風呂などで温めると楽になる
□ マッサージなどをしてもそのときはよくなるが、すぐにこりを感じる

1つでも当てはまることがあれば、あなたの肩こり・腰痛の背後に体の「冷え」が潜んでいる可能性があります。 |
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| ■02 その肩こり、その腰痛は「冷え」が原因 |
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慢性的な肩こりや腰痛のほとんどは、筋肉の緊張で起こる血行不良によるものです。筋肉の緊張が続くと、血管が圧迫されて血流が悪くなり、乳酸などの疲労物質が筋肉中にたまって不快感が起こります。
筋肉の収縮・弛緩や血管の収縮・拡張は自律神経によってコントロールされていますが、体が冷えると、自律神経のうちの交感神経が活発になり、筋肉や血管を収縮させて体温が下がらないように働きます。すると、血流が悪くなり、疲労物質がたまって、こりや痛みが発生。冷えからくる肩こりや腰痛を引き起こすことになるのです。 |
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| ■03「冷え」は体全体のトラブルメーカー |
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「冷え」は 肩こり・腰痛以外にも、いろいろなかたちで私たちの体にトラブルを引き起こします。のぼせやほてりなど冷えとは逆のように思える症状も、下半身が冷えて体内の熱の配分が乱れたときに起こりやすいものです。
また、女性ではとくに冷えによる婦人科系のトラブルに注意が必要です。冷えによって血流が悪くなると、月経不順や月経痛、不妊症などの症状が起こりやすくなります。冷えをため込んでいると、ホルモンバランスを崩しやすくなり、更年期障害の症状が強く現われることもあります。 |
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