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山王クリニック院長。
脳神経外科専門医、
健康スポーツ医。

さんのう・なおこ
1985年横浜市立大学医学部卒業。米国メイヨークリニックに留学し、脳下垂体の研究にて博士号を取得。'97より日本医科大学脳神経外科勤務、'02年より同脳外科部長を務める。'04山王クリニック開設。'98日本内分泌学会研究奨励賞受賞。著書に『アンチエイジングのための女性ホルモンクリニック』(メタモル出版)など多数。BSi(TBS系デジタル放送)健康DNAに出演し、頭痛、くも膜下出血等についてアドバイスをしている。

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| 女性の片頭痛の6割は月経と関連して起こるといわれます。そのため月経痛と片頭痛を同時に抱え、つらい思いをしている人も少なくありません。また、片頭痛が多い20〜40代は、女性にとって出産や子育ての時期にも重なります。 |
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| ■01 女性ホルモンと頭痛の関係 |
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| 片頭痛は脳の血管が拡張し、血管の周囲に炎症が起こることで頭に痛みを感じます。その血管の拡張に関係しているものの1つに、「セロトニン」という脳内物質があります。セロトニンは女性ホルモンのエストロゲンに影響されやすく、エストロゲンの分泌量が急減するとセロトニンも急減して血管を拡張し、片頭痛が起こると考えられています。とくに、エストロゲンが急減する排卵期や月経初日前後は片頭痛が起こりやすい時期。個人差はありますがその時期以外にも、月経周期に関係して発症しやすい特徴があります。 |
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| 片頭痛は、エストロゲンの量が急激に低下する排卵期と月経の初日をはさんだ前後1〜2日の間に起こりやすいのが特徴です。 |
月経の前や月経中は、無理をしないことが大切 |
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| ■02 出産を考えている人は、早めに頭痛対策を! |
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妊娠中は女性ホルモンの量が高めで安定するため、一般に片頭痛の頻度は低くなるものの、出産後には前よりひどくなる場合も少なくありません。これは、産後女性ホルモンが減少することと、育児ストレスや睡眠不足が加わることが原因です。赤ちゃんがいると通院が後回しになり、人知れず悩んでいるケースが多いのです。
また、妊娠中や授乳中には、薬をのむときは特別な注意が必要。片頭痛があり、出産を考えている人は、妊娠前に頭痛に詳しい医師を受診し、薬だけに頼らない自分に合った対処法を身につけておくようにしましょう。 |
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| ハードワーク、不規則な生活、冷房による体の冷えなど、生活環境がもたらす心身のストレスは頭痛の大きな原因です。とくに片頭痛の起こりやすい月経前後は、無理をせずなるべく体を休め、ストレスにさらされない規則正しい生活を心がけることが片頭痛の予防になります。頭痛の誘因となりやすい空腹、寝過ぎ、人ごみ、強い光や音なども避けるようにしょう。 |
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