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feature06:頭痛を解消して、もっとイキイキ! あなたはつらい痛みを我慢していませんか?
頭痛のタイプをセルフチェック!
女性のライフサイクルと頭痛
月経周期と頭痛
毎日できる!頭痛のセルフケア
頭痛と上手につき合うために
監修
山王 直子 先生
山王クリニック院長。
脳神経外科専門医、
健康スポーツ医。

さんのう・なおこ
1985年横浜市立大学医学部卒業。米国メイヨークリニックに留学し、脳下垂体の研究にて博士号を取得。'97より日本医科大学脳神経外科勤務、'02年より同脳外科部長を務める。'04山王クリニック開設。'98日本内分泌学会研究奨励賞受賞。著書に『アンチエイジングのための女性ホルモンクリニック』(メタモル出版)など多数。BSi(TBS系デジタル放送)健康DNAに出演し、頭痛、くも膜下出血等についてアドバイスをしている。

頭痛と上手につき合うために

慢性の頭痛があっても、効果的な対処法を身につけたり、賢く薬を利用するなどし、生活習慣を改善すれば、頭痛は軽くなっていきます。そして、辛いときは我慢しないで、ぜひ病院を受診してください。頭痛を解消し、イキイキとした毎日を送るために大切なことをお伝えします。
01 頭痛持ちの心得、3つの鉄則
02 のむタイミングが大切!市販薬の賢い利用法
03 年代とともに変化する女性の頭痛
04 いつもと違う頭痛に注意!
 ■01 頭痛持ちの心得、3つの鉄則
(1)自分の頭痛のタイプを知る
とくに肩こりがあると緊張型頭痛と思いがちですが、肩こりは片頭痛でも現れるので、2つを見分ける決め手にはなりません。また、頭痛歴が長い人は、片頭痛と緊張型頭痛がミックスしていることも多いもの。よく分からないときは、頭痛に詳しい医師を受診してください。

(2)過労を避け、ストレスをためない
片頭痛はストレスから開放されたときに起こりやすく、緊張型頭痛はストレスがあるときに起こりやすくなります。ついがんばり過ぎてしまう人は、要注意です。

(3)規則正しい生活を心がける
生活リズムを整え、心身を安定した状態に保つことが、頭痛の予防につながります。睡眠不足、夜更かし、朝寝坊、朝食抜きなどに思い当たることはありませんか?

 ■02 のむタイミングが大切!市販薬の賢い利用法
頭痛薬(解熱鎮痛薬)は、本格的に痛みだしてからでは効きにくいので、頭痛を感じたら早めにのむようにしましょう。薬に頼りたくないからと、痛みがひどくなるまで我慢してからのむと、結果的に薬の量が増えてしまうことになりがちです。また、頭痛薬は人それぞれの体質の違いにより効く効かないがあります。多めにのまないと効きにくいという人は、違う商品も試して。自分の頭痛にピッタリの頭痛薬を探しましょう。
だたし、頭痛薬は漫然と使い過ぎると、かえって頭痛を感じる頻度が増えてしまうことがあるので注意が必要です。頭痛薬の使用は1日 3 回以内、月 10 日以内を目安に。
次のケースでは必ず受診をして、適切な治療を受けるようにしてください。

□ 月に10回以上、薬をのむようになった場合
□ 頭痛薬が効きにくくなってきた場合
□ 妊娠中・授乳中

使用は月に10日まで!
 ■03 痛みのないときこそ受診のチャンス!
頭痛を我慢していると生活に支障が出てくるだけでなく、薬の量が増えてしまったり、危険な病気を見逃してしまったりすることがあります。痛みがひどいときに病院に駆け込むのではなく、症状がないときに受診して、医師にじっくり話を聞いてもらうほうがベターです。あらかじめ症状を整理してメモにまとめておくとよいでしょう。痛みの特徴にあわせて、症状を予防・改善する治療が行われます。
〇片頭痛の治療方法・・・・ 有効なトリプタン製剤という薬を中心に処方。市販薬が効かなかった人でも辛い痛みから開放されるケースが増えている。
〇緊張型頭痛の治療方法・・ 原因や症状に応じて、鎮痛薬や抗不安薬、漢方薬などが処方される。
問診ではこんなことが聞かれます

● 頭痛の起こり方
(いつ頃から・どのくらいの頻度で・1回の頭痛が続く時間・1日のうちいつ痛みが強いかなど)

● 痛み方
(頭のどの辺が痛むか・どのように痛むか)

● 日常生活への影響
(例:仕事が手につかない、寝込んでしまうなど)

● 頭痛以外の症状
(例:肩がこる、吐き気がする、光や音が辛く感じるなど)

● 思い当たるきっかけ
(例:ストレス、過労、月経、飲酒など)

● その他
(仕事の内容・パソコンの使用時間・飲酒・喫煙・家族の病歴・これまでにかかった病気・ふだん使用している薬など)

“頭痛に強い”お医者さんの見つけ方
しつこい痛みは、慢性頭痛をしっかり理解し、積極的に治療を行う医師に診てもらいたいものですよね。頭痛に詳しい医師を見つける方法の1つは「頭痛外来」を掲げる病院やクリニックを探すこと。かかりつけ医に相談して紹介してもらったり、インターネットで検索するのもよいでしょう。

「頭痛大学」http://homepage2.nifty.com/uoh/
「SheSmile.net」http://www.shesmile.net

 ■04 いつもと違う頭痛に注意!
頭痛には、放っておくと命にかかわる病気が原因のケースがあります。髄膜炎、脳腫瘍、くも膜下出血などは、若い世代にもみられる病気です。今まで経験したことがないような強い痛みが起こったときや、不安な症状を伴うときは、必ず病院を受診してください。
髄膜炎
(ずいまくえん)
かぜの症状に似た頭痛と
高熱、吐き気が現われ、
首の後ろが硬くなる。
くも膜下出血
(くもまくかしゅっけつ)
突然、金槌で殴られたよ
うな激しい痛みが起こり、
意識を失うことも。
脳腫瘍
(のうしゅよう)
1〜2カ月の間に頭痛の
症状が徐々にひどくなる。
嘔吐、視覚の異常、手足
の麻痺などを伴うことも。
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