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feature09:スローフィットネスで健康美人!プチ東洋医学入門
健康も美しさも心と体のバランスから
体の声に耳をすませて自己健美力をアップ!
女性の大敵!冷えは万病のもと
こんな症状にスローフィットネス
監修
木村 容子 先生
東京女子医科大学
東洋医学研究所
クリニック

きむら・ようこ
医学博士。
英国オックスフォード大学大学院留学中に漢方と出会い、帰国後、東海大医学部に学士入学。日本内科学会認定医、日本東洋医学会専門医。
著書に『漢方で健康美人になる20の方法』(実業之日本社)、『漢方の知恵でポジティブ・エイジング』(NHK出版)他。

こんな症状にスローフィットネス

その不調、思いもかけないところに原因があるかもしれません。不調の原因を体と心の両面から探るスローフィットネスな夏の健康対策。
夏かぜ
下痢
便秘
肩こり
不眠症
更年期
 ■夏かぜ

冷たい部屋から外の熱暑へ。その繰り返しが、免疫力を低下させる
夏は、室内と屋外の気温差が激しく、ホメオスタシス(体内環境を一定に維持する機能)が崩れやすくなります。中でも、免疫系の機能が低下すると、ウイルスへの抵抗力も弱まり、かぜをひきやすくなります。かぜをひいたら食べ物などで体を温めて汗を出すこと。冷房の利いた部屋で発汗しないでいる環境はよくありません。睡眠を十分にとり、免疫力を上げましょう。

 ■下痢

夏の下痢対策は、冷たい飲食物を避けて胃腸ケアを怠りなく
食中毒など、原因がはっきりしているものを除くと、夏の下痢は、「胃腸虚弱タイプ」と関連していると考えられます。冷房の利いた部屋に長くいるのに、体を冷やす食べ物ばかり食べたり、飲み物に氷を入れて飲んだり、温かいものであっても水分を摂りすぎると冷えを招き、胃を弱らせて、下痢を招いてしまいます。脂肪分の多い食べ物も消化できなければ冷えのもとです。

 ■便秘

便秘を治せば心も晴れる。うつ病と便秘の深い関係
ストレスで気の巡りが悪くなることと便秘は、密接な関係があります。ストレスによる便秘の場合は、自律神経の働きが乱れている可能性があります。不規則な生活やストレスの多い生活を見直し、発酵食品や食物繊維を摂ること、運動や入浴などで汗をかくことも便秘の解消につながります。

 ■肩こり

運動と入浴で気や血の巡りの悪さを解消
肩こりは、姿勢の悪さや内臓疾患からくるものもありますが、多くは気と血のめぐりが悪くなることで起こります。ストレスによって肩の筋肉に力が入っている人は入浴やマッサージを、血の巡りの悪さから、首筋や肩のこりを感じる人は、運動などで血行をよくすることが大切。また、胃腸が弱っているときも肩こりは起こりますから、この場合は消化の良いものを食べて胃腸をケアしましょう。

 ■不眠症

不眠の理由は自律神経のバランスの乱れ?それとも枕が合ってない?
入眠に時間がかかる、眠りが浅い、夜中に何度もトイレに起きる、などの症状があるなら、心と肝に問題があるのかもしれません。心は血液の循環のほか、思考や判断、意識にもかかわっています。また肝は自律神経の切り替えに関与しており、肝のバランスが崩れると不眠に。寝室環境を自分に合った、安心感のあるものに変えるだけでも効果があります。寝る前に心を落ち着けるハーブティもリラックス効果大です。

 ■更年期

早めに腎ケアを始めれば、更年期もラクに
更年期とは、閉経(平均50歳くらい)の前後の約10年間を指し、女性ホルモンの分泌が減少することによって起こる諸症状を更年期障害といいます。最近は、20代、30代の女性にも、更年期障害によく似た症状を訴える人が増えてきています。更年期障害のような加齢にともなう不調は、腎のケアがポイントです。

【更年期前】
冷え、便秘がち、だるい、といった症状は、気や血の巡りが悪くなっていることが原因として考えられます。まだ気や血は十分あるときなので、食やライフスタイルを改めて、早めにケアをすることが肝要です。悪化すると、老化を早めることになり、つらい更年期を迎えてしまうことになりかねません。

【更年期・更年期後】
加齢で冷えが強くなるのは、腎が衰えていることが影響しています。しょうがやさんしょうなどで体を温め、山いもで腎の働きを高めましょう。食が細い場合は、消化のよい食べ物で、胃腸に余分な負担をかけないように。乾燥も加齢による老化の特徴なので、鶏の手羽先やフカヒレのスープなど、コラーゲンたっぷりの食事で潤いを補いましょう。

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