花粉症の人が急増したのはなぜ?
花粉症の患者が急増した原因としては、まずスギ花粉の増加があげられます。昭和20年代後半から、戦後の山林の復興事業として全国の山林に大量のスギが植林され、樹齢25年から30年になるころから大量の花粉を飛ばすようになったのです。最近は日本の林業が不振なため、スギの木が手入れや伐採をされずに放置されていることも、花粉量の増加につながっています。
また、その他の原因として、次のこともあげられます。
●大気汚染……窒素酸化物や排気ガスの細かな粒子などが波なの粘膜を傷付け、過敏性を高めている。
●地面のコンクリート化……地面に落ちた花粉は土に吸収されるが、コンクリートなどの上に落ちたものは風に吹かれていつまでも空中を舞い続ける。とくにスギの木に囲まれたすり鉢上の地形をしている関東平野では、常にスギ花粉が上昇気流に乗って舞い上がるため、スギ花粉症の患者が多い。
●住環境の都市化……気密性が高く、チリやダニが発生しやすくなっているため、アレルギー性鼻炎やぜんそくが増えており、花粉症が誘発されやすくなっている。
●食生活の変化……高タンパク食が多くなったことで、過敏体質を増やしている。
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