涙目を解消するにはどうしたらいいの?
涙目は60代以降の人に多くみられ、なんとなくじわじわと涙が流れ出る症状をいいます。 まず、涙が出るメカニズムから説明しましょう。涙は目尻の上あたりにある「涙腺(るいせん)」でつくられ、目の表面をうるおしながら、上下のまぶたの目元にある「涙点(るいてん)」に吸い込まれます。さらに「涙嚢(るいのう)」にたまって、最終的に「下鼻道(かびどう)」に抜けるのですが、この涙の通り道全体を「涙道(るいどう)」といいます。
●涙目の原因 慢性的な結膜炎や熱傷などにより、粘膜が炎症を起こすと、涙道が狭くなって涙が流れにくくなり、あふれて涙目になります。また、老人性の変化によって涙道の涙を吸い込む力が弱くなり、涙目になる場合も多くみられます。
●治療法 なかなか治りにくく、狭窄(きょうさく)した涙道にブージーという針金のような金属を通して広げる方法もありますが、効果は一時的です。根治ということになると、涙嚢と鼻腔をつなげる「涙嚢鼻腔吻合術(るいのうびくうふんごうじゅつ)」があります。 涙目の人は、涙が多く産生されないように、風が強い日は外出を避ける、情緒的な安定を図ることなどをこころがけましょう。
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