動脈硬化は小学生の終わりごろからすでに始まっているといわれます。もちろんこの段階では症状はまったくありませんが、少しずつ内壁への脂肪の沈着が進んで血管が盛り上がり、血液の流れが悪くなってきます。 そして、高脂血症の人で30代後半、一般には45歳を過ぎて発症します。前に述べた肥満や高血圧、運動不足、喫煙などの原因のある人ほど早く発症するわけです。 動脈硬化の進み方は、よく汽車の進行にたとえられます。始発駅は10代前半、その後の汽車のスピードを決めるのが生活習慣です。 成人病検診などで高脂血症や動脈硬化だと診断されても、症状がないからといって放置している人も少なくありませんが、汽車は止まることなく走っていることを認識してほしいものです。 もっとも、汽車のスピードが遅ければ、一生、発症せずに過ごせますから、自分の生活習慣をもう一度、見直してみてください。
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