病気が原因となる場合を除いて、ほとんどの貧血は食生活の改善によって予防することができます。食生活の基本は3度の食事。1食ごとに栄養バランスのとれた食事を摂ること。とくにヘモグロビンをつくる鉄分とタンパク質、鉄分の吸収を助けるビタミンCを毎日確実に摂るようにしてください。
鉄分には吸収のよい「ヘム鉄」(吸収率15〜25パーセント)と、吸収されにくい「非ヘム鉄」(吸収率2〜5パーセント)があることを覚えておきましょう。コーヒー、紅茶、緑茶に含まれるタンニンは鉄分の吸収を悪くしますから、食事中の摂り過ぎには注意するようにしてください。吸収されにくい非ヘム鉄もビタミンCと一緒に摂ることで、吸収されやすくなります。また、赤血球をつくるビタミンB12、葉酸(ビタミンB群の1種)、ビタミンB6が不足しても貧血を招きます。 |