むくみとは、体内の余分な水分が排出されずに組織内にたまった状態をいいます。通常、体内の水分は血液とともに体内をめぐり、血液濃度が濃いときは組織内の水分を取り込み、濃度が薄いときは血液中の水分を組織内に排出します。貧血やダイエット中にむくむのは、血液濃度が薄いため、水分が組織内に排出されるためです。 1日中立ちっ放しのときにむくむのは、重力の影響で血液が足に滞って流れが悪くなるため、静脈が水分を吸収できないからです。 一方、病気が原因でむくむ場合があります。急性腎炎や慢性腎炎、ネフローゼ症候群などの病気で腎臓の機能が低下すると、不必要な水分が尿となって排出されず、むくみを起こします。また、心不全など、心臓に障害があると、体内に血液を送るポンプの機能が低下し、血液が静脈に停滞してむくみます。更年期障害の女性もホルモンの変調によって体内の水分調節がうまくできず、むくむことがあります。 |