肝臓 Index
肝臓がトラブルを起こす原因は?
ウイルスやアルコール、薬剤、遺伝が原因
日本では最近、肝臓病の患者数が急激に増えており、「21世紀の国民病」ともいわれています。肝臓の病気は原因によっておもに次の4つに分類されます。
(1)ウイルス性。
(2)アルコール性。
(3)薬剤性。
(4)遺伝性。
原因の中でもっとも多いのがウイルス性肝炎です。また、近年、飲酒人口の増加と低年齢化により、アルコールによって肝障害を起こす人が増えています。アルコール性の場合、初期に禁酒をすればほとんどが完治しますが、過度の飲酒を続けると脂肪肝から肝硬変を起こすケースもあるので注意が必要です。
原因別肝臓病の分類
ウイルス
現在、肝障害を起こす肝炎ウイルスはA〜Gまで7種類が確認されており、感染の仕方はウイルスによって異なる。
[A型肝炎]
A型肝炎ウイルスが混入した食べ物や飲料水を摂ることで感染する、伝染性の急性疾患。国内のみならず、発展途上国へ旅行した際に感染することが多い。通常、数週間で完治。
[B型肝炎]
B型肝炎ウイルスが感染者の血液や体液を介して感染し、急性肝炎や慢性肝炎を起こす病気。肝硬変、肝臓がんへ進展する場合もある。
[C型肝炎]
C型肝炎ウイルスが感染者の血液に直接触れることで感染する。約8割の感染者が慢性肝炎となり、肝硬変、肝臓がんへと進行する危険率が高い。
アルコール
多量のアルコールを飲むと、アルコールを分解する肝臓に大きな負担をかけ、アルコール性肝炎、脂肪肝、肝硬変などの原因に。
[脂肪肝]
過度のアルコール摂取や肥満、糖尿病などにより、肝臓に中性脂肪が過剰にたまり、機能が低下する病気。
[肝硬変]
アルコールやウイルス、薬剤などによって広範囲にわたり肝臓が破壊され、肝細胞が再生されるときに線維状の物質がつくられて、肝臓が硬くなる病気。
薬剤
薬剤の服用によって中毒を引き起こす「中毒性」と、特定の薬剤にアレルギーを持つ人に発症する「アレルギー性」などがある。
[薬剤性肝障害]
中毒性は抗てんかん薬や抗生物質、抗がん剤などが原因。アレルギー性は抗生物質、降圧剤などが原因。肝細胞が破壊されたり、黄疸を引き起こす。
遺伝
遺伝的に、自己の免疫によって引き起こされるもの、鉄分や銅などの代謝異常があって起こるものなどがある。
[自己免疫性肝炎]
外敵から体を守るための免疫機構が、自分自身の体を攻撃してしまい、慢性肝炎を引き起こす病気。若い女性、更年期の女性に多い。
[ヘモクロマトーシス]
遺伝性の代謝異常によって、腸での鉄の吸収が過剰になり、肝臓などに鉄が蓄積される病気。その結果、肝硬変や糖尿病、皮膚の色素沈着などを引き起こす。
[ウィルソン病]
遺伝性の代謝異常によって、肝臓と脳に銅が沈着し、肝障害を引き起こす病気。20歳以下で発症し、肝障害が徐々に進行して、肝硬変に至ることが多い。
Q01
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肝臓ってどんな働きをするの?
Q02
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肝臓がトラブルを起こす原因は?
Q03
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Q04
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アルコールで肝臓が弱っているときは
胃腸も弱っているものなの?
Q05
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Q06
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二日酔いに胃腸薬は効くの?
Q07
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肝臓にしじみがいいっていうけどなぜ?
Q08
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タウリンはどうして効くの?
Q09
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肝臓によい食事は?
Q10
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肝臓に負担をかけない酒の飲み方は?
Q11
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生活上、気をつけることは?
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