高脂血症 Index
食生活は、どのようなことに注意すればいいの?
基本は摂取エネルギーをおさえることです
高脂血症の治療に欠かせないのが食事療法です。正しい食事療法を行うためには1日の適正エネルギーを知る必要があります。その上で、エネルギー量をおさえ、食生活を正すことは、高脂血症だけでなく、肥満や糖尿病など、ほかの生活習慣病の予防にもなります。
エネルギー量は、その人の活動量や身長(標準体重)によって異なります。下記の数式を使って算出しましょう。この数値を3で割ると1食分の目安を把握できます。お酒や間食の習慣がある人は、その分(およそ200〜300キロカロリー)を差し引くことを忘れずに。 食事療法は、高脂血症のタイプによって多少異なります(下欄を参照)。「混合型高脂血症」の場合、両方のポイントを合わせて実行します。いずれのタイプにも共通する食事療法の基本は下記イラストに。医師や栄養士の指導がなくても実践できる内容です。
ただし、食事療法によって効果がみられないタイプもあるので、その場合は医師の指導を仰ぎましょう。
〈適正エネルギーを計算しよう!〉
適正エネルギー(kcal) = 標準体重(kg) × 20〜35(kcal)(生活強度に応じて)
標準体重(kg) = 身長(m)×身長(m)×22
〈生活強度のめやす〉
軽い 20〜25
おもに部屋の中で生活している。事務職、軽い手作業など
中等度 25〜30
2時間程度の歩行や立ち仕事がある人。営業、接客業など
やや重い 30〜35
1時間程度の重労働がある人。農業、漁業、建築業など
重い 35〜
1日のうち2時間程度は激しい運動や重労働をしている人
〈タイプ別のポイント〉
いずれのタイプもエネルギー摂取量を必要最低限にとどめ、その範囲内で栄養バランスをとります。中性脂肪が高い人は、肥満の傾向があるので、カロリー制限を厳しく行います。
●
高コレステロール血症
・コレステロールの多い食品を控える
・脂肪から摂取するエネルギーを20%以下にする
●
高中性脂肪血症
・アルコールや炭水化物を控える
・摂取エネルギーを制限する
〈食事療法の基本〉
禁止事項ばかりではありません。積極的に摂取したい食品もありますから、料理や摂り方を工夫して、あまり神経質にならず、極端に変えず、無理のない改善を行いましょう。肝心なことは、継続し、習慣化することです。
●和食中心
和食は低カロリーで、栄養価もすぐれています。薄味を心がけて。
●肉より魚を中心に
●摂取エネルギー量の制限
「もう少し食べたい」と思うぐらいで止める癖をつけましょう。
●動物性脂肪を控える
動物性脂肪に含まれる「飽和脂肪酸」に注意が必要。
●1日3食きちんと摂る
ご飯やパン、麺類などの主食をしっかりと。
●抗酸化食品を摂る
動脈硬化などの引き金となる活性酸素の発生を抑えます。
〈食物繊維がコレステロールを減らす〉
食物繊維を摂る基本は、野菜をたくさん摂ることです。野菜300gの目安は、両手にのるくらいの量。
・豆類、きのこ、海藻などを意識する
・米やパンの種類を選ぶ
・昔ながらの惣菜には食物繊維が豊富
・コレステロール対策飲料も上手に活用
〈摂取カロリーを減らす工夫〉
Q01
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なぜ動脈硬化につながるの?
Q02
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放っておくとどうなるの?
Q03
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治療が必要な目安は?
Q04
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高脂血症の予防と治療は?
Q05
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食生活は、どのようなことに注意すればいいの?
Q06
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運動は必要?
Q07
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治療はすなわち生活の工夫!
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