Q04 コレステロール値を上げる原因は?

生活習慣と遺伝、病気の3つがあります

コレステロール値を上げる原因はおもに次の3つがあります。
(1) 遺伝的素質がある。
(2) 食生活や生活習慣による。
(3) もととなる病気がある。
この中でもっとも一般的なのが、(2)の食生活や生活習慣によってコレステロール値が上がるケースです。具体的には次の通りです。

● 食べ過ぎ。
● 肥満(体に必要以上の脂肪がたまっている状態)。
● コレステロールや飽和脂肪酸を多く含んだ食品の摂り過ぎ。
● 食物繊維の摂取不足。
● 運動不足。

通常、わたしたちの体はコレステロールの全体量がちょうどよい量になるよう調節されていますが、食べ過ぎや肥満の人の肝臓ではコレステロールや中性脂肪をたくさん合成してしまいます。すると血中のVLDLやLDLが増加することになります。
また、コレステロールの高い人は、(1)の遺伝的素質と(2)の食生活や生活習慣の両方が原因になっていることも多くみられます。(3)のもととなる病気は次の通り。

● 糖尿病(インスリンの作用不足が脂質の代謝に悪影響)。
● 甲状腺機能低下症(甲状腺ホルモンが減るため、血液中にコレステロールが滞る)。
● その他……閉塞性黄疸(肝臓の病気)、ネフローゼ症候群(腎臓の病気)など。