| 性感染症 |
原因 |
症状 |
| クラミジア感染症 |
クラミジアという微生物によって起こる。感染経路はセックスやオーラルセックスなど。男性よりも女性の感染者が多い。 |
潜伏期間は1〜数カ月。症状がないことが多く、あっても軽い。女性はおりものが増える、下腹部が痛むなど。男性は排尿時の痛み、膿が出るなど。 |
| 性器ヘルペス |
ヘルペスウイルスII型というウイルスに感染して起こる。日本ではクラミジア感染症に次いで多い。セックスやオーラルセックスなどによって感染。 |
2〜10日という短い期間で発病。性器のかゆみなどを覚え、小さな水泡ができ、それが破れると潰瘍となり、排尿時に激しく痛む。再発しやすい。 |
| 尖型コンジローマ |
ヒトパピロマウイルスによる感染で、小さな腫瘍ができる。ほとんどが良性だが、悪性型は子宮頸がんの発生につながる。 |
感染後、1〜3カ月ほどで症状が現れる。性器に先のとがったイボ状のしこりができ、どんどん数が増える。切除しても再発しやすいため、定期的な検診が必要。 |
| トリコモナス症 |
感染源はトリコモナス原虫という寄生虫。濡れた状態の暖かい場所を好むため、セックスだけでなく、まれに便座や浴槽、下着、タオルなどから感染することも。 |
女性は黄色や黄緑色のおりものが増え、悪臭を伴ったり、外陰部がただれるなどの症状が現れる。男性は排尿時の痛みなど。発病は1〜2週間後。 |
| 淋病 |
淋菌によって起こる。抗生物質の使用によって、一時期感染者数は減少したが、最近再び急増。オーラルセックスなどによって、のどや目に感染する場合もある。 |
2〜10日の短期間で症状が現れる。女性は症状が出ないケースも多いが、外陰部のかゆみ、黄色い膿のようなおりものが見られることも。男性は膿が出ることで気づく場合が多い。 |
| 梅毒 |
粘膜の接触によって感染するため、セックスやオーラルセックスだけでなく、キスや小さな傷などからも入り込む。トレポネーマ・パリダムという微生物が原因。 |
2〜4週間の潜伏期間を経て発病。初期には性器に1cmほどのしこりができ、数週間で消えるが、放っておくとそのうち全身に発疹ができ、10年以上も放置すると脊椎が侵されることも。 |
| かいせん |
かいせん虫という小さなダニが寄生することによって起こる。やわらかい皮膚の内側を好む。性行為だけでなく、寝具や衣類などからも感染。 |
かいせん虫は、夜中に人の皮膚の中にもぐりこみ、卵を生みつけて繁殖。手足、脇の下、腹部、外陰部など、全身に寄生する。赤い発疹や小さな水ぶくれができる。 |
| 毛じらみ |
毛じらみが陰毛の毛根部に寄生することが原因。ほとんどは性行為によって感染。下着や寝具から感染する場合もある。 |
体長1mmほどの毛じらみは1日数回、血液を吸い、卵を生む。この吸血によってかゆみが生じる。 |
| HIV感染症(エイズ) |
HIV(ヒト免疫不全ウイルス)の感染によって起こる。性行為やオーラルセックス、感染者の血液が傷や粘膜に触れることなどによって感染。エイズはこのHIVに感染して症状が出た状態。 |
数年〜10数年の潜伏期間を経て発病。体の抵抗力が弱まり、さまざまな病気にかかりやすくなる。HIV感染症を完治させる薬はないが、治療によって長期間エイズの発症を抑えることが可能。 |