一般に更年期は女性特有のものと考えられがち。しかし男性にも更年期があることが認知され出してきました。原因不明の症状に悩まされている方にとって、更年期を自覚することは、改善の鍵になるかもしれません。
ただ男性ホルモンの低下は緩やかで女性ホルモンに比べて顕著ではありません。また、ホルモン値に異常がなくても、更年期的な症状が生じているケースもあり、男性更年期のメカニズムはまだはっきり解明されていないのが現状です。

ライフサイクルを男性ホルモンの分泌量によって見てみると、特に思春期と中年期に著しい変化が見られます。思春期における上昇率ほどではありませんが、中年期は思春期同様に、心身に変調を起こしやすい時期といえます。
●加齢による内分泌環境の変化
加齢によって男性ホルモンは減少します。更年期診療では血液検査によって、総テストステロン(男性ホルモンの総量)と、フリーテストステロン(活性型男性ホルモン)の数値をチェック。総テストステロンの正常値は2.7〜10.7ng/ml以上。これが2以下に減ってきたときが、更年期のひとつの目安です。
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