外から目の中に入った光は角膜と水晶体(目の中のレンズ)で屈折することで、網膜上にピントを合わせ、像を結びます。このピントが正しく合わない状態が近視・遠視・乱視などの屈折異常。屈折異常があると、目は水晶体とつながる毛様体筋という筋肉を使ってピントを合わせようとします。この毛様体筋が働き続けるために目が疲れたと感じるのです。
屈折異常がある場合は、眼鏡やコンタクトレンズで屈折力を変え、正しくピントが合うように矯正します。しかし、ある調査では自分の目に合った眼鏡をしている人は、わずかに3パーセントしかいなかったという報告があるほど。また、過矯正により目に負担がかかっているケースも多いようです。眼鏡をかけているから大丈夫、と過信せずに眼鏡・コンタクトレンズを使用していても疲れ目を感じる場合は、正しく矯正されているかを確認しましょう。

| 毛様体筋は緩んでリラックスしている状態。水晶体は周囲をワイヤー(チン氏帯)で引っ張られたような状態のため、扁平になっている。 |
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水晶体を取り巻くようにある毛様体筋が緊張して縮むために、ワイヤーが緩む。すると水晶体が独自の弾力性で膨らみ、屈折力を変化させてピントを合わせる。
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