家族の健康を守る カラダにやさしい食生活、はじめよう!

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家族の健康をサポートする雑穀のおはなし

つぶつぶ、ぷちぷちとした食感に、カラフルでかわいらしいフォルムも魅力的。
「大地のサプリメント」とも言われている「雑穀」は、“食”から健康を見つめるライフスタイルにぴったりの食材。今回は、雑穀のスペシャリストとして活躍中の王理恵さんと李映林さんに、雑穀のいいところをたっぷり語っていただきました。おいしく食べてカラダが喜ぶ雑穀ライフ、あなたも始めてみませんか?

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おはなしその1 「おいしく食べて、カラダにやさしい」。“食”からひろがる、ヘルシーライフ


――ヘルシー食材として雑穀が注目される前から、お二人は日常的に雑穀を食べられていたそうですね。

李映林さん

李映林さん(以下李):

私が生まれた韓国の済州島(さいしゅうとう)は、白米が育ちにくい土地なので、主食に雑穀を食べることが多いんです。デパートや大きなスーパーには30種類以上の雑穀が並んでいたりするんですよ。 子供のころから食べているので、私にとって雑穀はごく身近な食材。白米もおいしいけれど、雑穀のほうがずっと好きですね。

済州島に限らず、韓国では雑穀を使ったメニューがとても豊富なんです。雑穀や野菜など、体にいい食材をたっぷり食べることは、韓国人の食生活の基本。体調や季節によってどんな食材を食べればいいか、若い方などもよく知っていますね。例えば、同じビビンバでも、夏にいただくものと冬にいただくものでは混ぜる雑穀がちがうんですよ。


王理恵さん

王理恵さん(以下王):

わが家でも、父の職業柄、現役時代は食事を通じた健康管理をとても大切にしていました。母は試合を終えて帰ってきた父に「おいしてく体にいいものを」と、毎晩15品ものおかずを食卓に並べてくれていたんですよ。父が引退した後は一緒に外食することも多くなり、イタリアンやお寿司など、お気に入りのお店でおいしい料理をいただくのが、私にとっても楽しみなんです。

家族の「おいしいもの好き」は、私が食に関わる仕事についたルーツでもあるんです。おいしい料理を楽しく食べて、それが体にやさしいものだったらもっといい――。そんな考え方は、あのころの母の姿に影響されているんだと思います。


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おはなしその2 いつものメニューにプラスする感覚で。ピクルスやグラタン、スイーツにも。さまざまな料理に雑穀をアレンジ


――4人のお子様がいらっしゃる李さんのご家族は、娘であるコウ静子さん、息子のコウケンテツさんも料理研究家ですよね。皆さん大の雑穀ファンだとか…。

「小さい頃から雑穀のゆで汁をジュースがわりに飲んでいた」と話す長女の静子さん(奥)。ほとんど病気をしないという健康なカラダは、やはり雑穀の効果!?

李:韓国ではごはんやおかずの他、スイーツや漢方、お茶にも雑穀を使います。わが家の食卓にも、昔から毎日のように雑穀メニューが並んでいましたよ。おかげで、子供たちはみんな雑穀が大好物。娘や息子が雑誌などで紹介するレシピに雑穀が使われているのを見ると、とてもうれしい気持ちになるんです。

王:お母さまが作る料理がお子さまに伝わるって、素敵ですね。

李:雑穀は、韓国料理のほか和食やイタリアンなどにもできますよ。サラダやスープはもちろん、ピクルスやグラタンにもよく合います。フルーツポンチなど、スイーツに入れてもおいしいですね。雑穀のゆで汁も、残さず味噌汁にすると栄養がまるごといただけますよ。

王:雑穀はごはんに混ぜて炊く以外にも、毎日のおかずやスイーツにプラスする感覚で使えば、初めての方でもおいしくたっぷりいただけると思うんです。雑穀を手軽に使うために、李先生が工夫されていることってあるのでしょうか?

李先生のお宅では、余った野菜はピクルスに。はと麦や押し麦を入れることもあるそうです。

李:そうですね。雑穀は、まとめて下ゆでしたり、炊いたりして冷凍保存しておくと便利ですよ。私は小分けしたり、薄くのばしたものをラップに包んで冷凍しています。こうすると必要な量だけパキっと割って使えるので、普段のメニューにプラスするのもカンタンなんです。あわやひえなど粒が小さいものは、生のものをそのまま水と一緒に耐熱容器に入れ、レンジで加熱すればすぐに火が通ります。みなさんにもぜひこの方法で、いつもの食事に雑穀を取り入れてほしいですね。


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おはなしその3 ぷちぷち食感、カラフルな色合い。雑穀のいいところは、子どもにも大人気!


――王さんは現在、雑穀のおいしさや栄養を伝えるために、講演や料理教室などを積極的に行われているそうですね。

王:雑穀をテーマにした講演や料理教室を行っているのは、何より自分が好きな食材だから。私自身、1日1食は雑穀を食べていますね。父親世代には白米のほうが人気な場合もありますが、子どもや若いママ&パパの間では、雑穀は「色がキレイで形もかわいい」「はじめての食感」って、評判なんですよ。雑穀をミックスしたおにぎりなどは、私の姪や甥も喜んで食べています。

李:雑穀のぷちぷちした食感は、子供にも喜ばれそうですね。子供がもっと雑穀を食べられるチャンスが増えるといいのですが・・・。

王:最近では、学校給食に雑穀を取り入れる学校も増えているみたいですよ。雑穀は丈夫な体を作る栄養が何種類も含まれていますから、小さい頃から食べるのはとてもいいことですよね。子どもの健康づくりにきっと役立ちますし、おいしくて栄養のあるものを食べる経験は、何にもかえられない財産になると思うんです。


王理恵さん presents! 雑穀を楽しむ3つのアイデア

1.混ぜる!ごはんに混ぜて炊くのもおいしいですが、その雑穀ごはんでリゾットや炒飯を作るのもおすすめ。雑穀特有の香りが苦手・・・。という方にも食べやすくなります。

2.代用する!挽き肉の半分を雑穀にしたり、フライを作る時にパン粉のかわりに雑穀を使ってみたり。肉や魚のおかずも、雑穀を使うことでよりヘルシーにいただくことができますよ。

3.プラスする!サラダ、スープ、炒め物、煮物など、いつものメニューにたっぷり加えましょう。食感にアクセントが生まれたり、色もカラフルになりますよ。


王さん、李さんの「お気に入り雑穀」教えてください!

王さんの「お気に入り雑穀」:たかきび

挽き肉のような食感で、ハンバーグ、ミートローフなどいろんなメニューにアレンジできますよ。コレステロールが気になる人にオススメ。

李さんの「お気に入り雑穀」:はと麦

ぷちっとした歯ごたえと、コロコロかわいらしい形に惹かれます。美肌効果が期待できるので、韓国ではきれいになれる雑穀としても有名なんですよ。


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おはなしその4 “野菜感覚”で料理にアレンジ。おいしく楽しむ雑穀ライフ


――毎日の食生活で、雑穀のいいところを存分に楽しんでいらっしゃるお二人にとって、「雑穀のいちばんの魅力」を教えてください!

王:まずは「栄養面」でしょうか。雑穀は、病気や老化の予防に効果が期待できるほか、美容にもとてもいいと言われています。女性は食べないと損かも(笑)。それからやはり、食べた時においしいことがいちばんの魅力です。雑穀はひとつひとつに違った味わいがありますよね。単品で食べるのはもちろん、ブレンドしたり、組み合わせ次第で毎日の食卓がもっと楽しく、ヘルシーになるのではないでしょうか。


李:私にとって雑穀は、「料理の主役」とも言える大切なもの。独特の存在感がありながら、どんな料理にも合わせやすいところがいいですよね。それから「見た目の美しさ」も魅力です。色のバランスを大切にする韓国料理には、カラフルな雑穀がぴったりなんです。煮崩れしずらいので調理もカンタンですし、保存も利く。いいところばかりの食材ですね(笑)。

王:いいところを挙げるとキリがないほどですね。雑穀ライフを気軽に始めてみるには、普段食べているメニューにちょっと加えてみるなど、野菜感覚で取り入れるのがいいと思います。健康のため、というのはもちろんですが、料理をもっとおいしくするプラスαの食材として毎日使ってほしいな、と思うんです。

李:まずは私たち自身が雑穀のある食生活を楽しみながら、次の世代にもそのすばらしさを伝え、残していきたいですね。


plofile 王理恵

タレント、雑穀料理研究家。父親は“世界のホームラン王”王貞治さん。ジュニアベジタブル&フルーツマイスター、雑穀エキスパートとして、「健康になれる食生活」をテーマに講演や料理教室などを開催。最近ではオリジナルブレンド雑穀米のプロデュースも手がけています。

李映林

料理研究家。豊かな自然に恵まれ、雑穀料理にもなじみの深い韓国・済州島出身。韓国に昔から伝わる家庭料理をベースに、和食や各国料理の要素を取り入れたヘルシーレシピが人気。娘のコウ静子さん、息子のコウケンテツさんもプロの料理研究家として活躍中です。


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