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第5話 6月は『食育月間』! 「規格外野菜」セットを買ってみました

東京に暮らしながら「自産自消」の暮らしは実現できるのか? 東京在住の会社員である筆者が、貸農園で野菜づくりに初挑戦。その取り組みへの思いや過程を綴る連載企画です。

ちゃんと食べ切れるのか? 段ボールひと箱分の野菜が届いた!

ちゃんと食べ切れるのか? 段ボールひと箱分の野菜が届いた!

毎年6月は食育月間、毎月19日は食育の日

毎年6月は国が定める食育月間だそうです。ということで、食にまつわる取組に参加してみようと思いたち、テレビで紹介していた野菜の「規格外商品」を購入してみました。ECサイト「みためと味はちがう店」(愛称は、みたあじ)から2,000円セットを注文すると、翌日の午前中に大きな段ボールが届きました。

 

この「みたあじ」を運営するのは、大田市場の青果仲卸の株式会社サンオオタさん。見た目や大きさが“市場流通の規格にそぐわない”という理由だけで、消費者に届けられないのはもったいない!と、今年の2月にスタートしました。生産者の支援と食品ロスの削減が大きな目的です。

 

この「みたあじ」を知ったのは、朝の情報番組がきっかけです。SDGsを広めるコーナーで、大好きな漫才コンビEXIT(イグジット)が大田市場へ足を運び、「規格外商品」を販売するようになった背景などを、EXITらしい視点で楽しくわかりやすくリポートしていました。6分ほどの動画ですので、下記からぜひご覧ください。

【EXIT】へんてこ野菜が集まる大田市場行ってみた【めざまし8】

段ボールひと箱に、なんと20種類の野菜!

段ボールに入っていた野菜は、おまけのメロンを含めて全部で20種類!大きくて楕円球に近いトマトや、曲がったキュウリが含まれていましたが、普通に調理するには何の問題もありません。むしろ、「すべての野菜を傷まないうちに、全部食べ切ることができるだろうか?」と、ちょっとしたプレッシャーを感じていました。

まずは「切るだけ」で食べられるメロンから

まずは「切るだけ」で食べられるメロンから

最初に迷わず切ったのがメロンです。食べごろのメロンの甘さをまずは堪能。ミニトマトやアスパラガスは早々にサラダにし、ピーマンとパプリカはチンジャオロースに。ナス、人参、ズッキーニあたりはグリルでどんどん焼いて食べました。キュウリは、【料理研究家リュウジのバズレシピ】で見つけた「キュウリのにんにくポン酢漬け」にし、3本をあっと言う間にたいらげました。

色鮮やかなパプリカ入りチンジャオロース

色鮮やかなパプリカ入りチンジャオロース

袋に入ったパセリは、ドライにするには多すぎるので、迷ったあげく「パセリ 大量消費」で検索してトップにあがったナムルに。炒めるとパセリのかさがかなり減るので、難なく摂れますね。段ボールを受け取ってから約1週間で、なんとか完食しました。2,000円(送料へ別途)でこれだけの種類の野菜が食べられるのはとても価値が高いな、というのが率直な感想です。

日々の暮らしに気軽に取り入れたいSDGs

「規格外野菜」を教えてくれたEXITは、吉本興業が主催する『SDGs-1グランプリ2019』で優勝したことをきっかけに、SDGsを若い世代に向けて発信する番組でたびたびMCに起用されています。ネオ渋谷系チャラ男芸人として広く知られていますが、2人とも根はとてもまじめで、SDGsにもとても真摯に取り組んでいるように感じます。

Hanakoの表紙を飾ったEXITの2人

Hanakoの表紙を飾ったEXITの2人

5月末発行の「ハナコのSDGsライフスタイルブック 気持ちいい生活の選びかた。」の表紙を飾るのもEXITの2人。涼やかな表紙に惹かれて手に取りましたが、「みんなのサステナブルな愛用品。」や「エシカルなモノ、ひとつ私の生活に。」など、自分の生活にSDGsを取り入れるヒントが満載。食はもちろん暮らし全般を見直すきっかけになる1冊といえそうです。

収穫は間もなく?夏野菜の花が咲いた!

畑の夏野菜は、ナスとキュウリが小さな花を咲かせ、トマトは緑色の小さな実がなり始めたので、そろそろ収穫かもしれません。ただ、もう間もなく関東地方は梅雨入りするとみられ、日照時間が気がかりです。

 

じゃがいもは、植えつけから100~120日程度で収穫と言われていますので、早ければ6月末頃には収穫できそうです。地中のじゃがいもと対面できるのが今から楽しみです。 

ナスの花
青いトマト

花を咲かせたナス(左)、緑色のトマトの実(右)

東京自産自消

文・藤本真穂

ベランダと貸農園で栽培中の野菜を通して“食”を考える会社員。脚本家・向田邦子さんの暮らしを愉しむ生き方が理想。