カテゴリ:農業



第11話 夏のミツバチはいろいろ大変!
農教室一年生 · 2021/09/06
春に比べて蜜源となる花が少なくなる夏。それでもミツバチたちはせっせと花粉を集めている。農教室で育てているひまわりやかぼちゃの花にもミツバチの姿が。よくよく見るとセイヨウミツバチ(つまりよその子)だったりする時もあるが、とにかく応援したくなる健気さだ。そんなミツバチもやはり暑さマックスな日中は外出したくないようで、朝と夕方が活動の中心らしい。そうやって頑張って蜜をためても、気温が高いとせっかく作った巣が柔らかくなり、重さに耐えきれずに落ちてしまうこともあるそうだ。
第10話 収穫前の小さな楽しみを発見!
農教室一年生 · 2021/08/24
様々な作物を作っていると、育つスピードにそれぞれ違いがあることが分かる。そんなの当たり前だと言われそうだが、スーパーに並んでいる物を買っているだけの時はあまり意識していなかった。 これまでに採れた作物や今後のカリキュラムの予定から「収穫までの早さランキング」を作ってみると、以下のような感じになる。

第9話 農業で体を鍛えよう!
農教室一年生 · 2021/08/04
先日、「アルソア クイーンシルバー」という黒い石鹸などでお馴染みのアルソア慧央グループが、創立50周年を記念して「アルソア ドリーム...
第8話 違いは歴然。「畑」vs「ベランダ」、「プロ・セミプロ」vs「1年生」
農教室一年生 · 2021/07/24
農教室と並行して、我が家のベランダでもいくつかの野菜を育てている。今年は新たにじゃがいもと枝豆にも挑戦した。農教室でも作っているので、どんな違いがあったかまとめてみる。

第7話 人間は欲深い。ミツバチからあらゆるものを“惜しみなく奪う”
農教室一年生 · 2021/07/07
この時期、せっせと花の蜜や花粉を集めているミツバチ。その巣の中で作られるハチミツを、秋にはごっそりと奪ってしまうのだから人間は欲深く罪作りな生き物だ。そして、ミツバチからありがたくいただくものはハチミツだけではない。今回は、ハチミツやその他ミツバチが作るものについて調べてみた。
第6話 どんどん種まき。目指せ!一粒万倍!!
農教室一年生 · 2021/06/23
日本の暦には「一粒万倍日」という日がある。宝くじ売り場や暦などで目にしたことのある人も多いだろう。一粒万倍とは1粒の籾が育って万倍にも実る稲穂になるという意味。そのため、一粒万倍日はその日に行ったことが何倍にもなるとされ、何かを始めたり良い事をしたりするのに適した日だという。...

第5話 田植えは、ぬかるんだ土との格闘だ!
農教室一年生 · 2021/06/09
種籾をまいて約1カ月。田んぼに肥料を入れて耕す代かきという作業を経て、いよいよ田植えである。...
第4話 自然循環型の伝統農法「冬水田んぼ」でお米づくりが始まった
農教室一年生 · 2021/05/24
稲作、それはまず春先の田んぼ整備から始まった。農教室の田んぼは、冬も水をはっておく冬水田んぼと呼ばれるもの。子どもの頃、稲作を行っていた祖父の田んぼは稲作後に水が抜かれ、お正月はいとこ達との恰好の遊び場になっていた。冬に水をたたえた田んぼは見たことがないと思ったが、近年全国で少しずつ増えており、このような田んぼで育てられたお米や酒米は、その農法を新たな付加価値にしたブランド米として販売されているそうだ。 江戸時代から行われている伝統的な農法の冬水田んぼの主なメリットは、主に以下の3点。 ①雑草が生えにくくなる ②土壌の質向上 ③生物多様性への貢献 稲の切り株が水中で分解されて肥料となるのに加え、微生物を含む多様な生き物が住み着いて柔らかな土の層を作り、生き物の補食目当てにやってきた鳥の糞もまた肥料になる。なるほど、農薬や化学肥料に頼ることなく稲作ができるというわけだ。 とはいえ畔(あぜ)は傷んでいたりするので、田植えの前に田んぼの土をスコップですくって畔に積み、スコップの背でたたいたり足で踏んだりして固める畔塗りを行う。水漏れ対策として土にはベントナイトと呼ばれる粘土鉱物が混ぜられているため、重いのなんの。しかも長靴の底にもねっとりと付着して動きを邪魔する。誰かの「これで3キロくらい痩せないかな」という声に激しく同感。

第3話 おいしいハチミツのため、春に行うこと
農教室一年生 · 2021/05/10
農教室の部活動のような形で、月に一度、希望者で行われているのが養蜂部会である。ここで飼育しているのは日本の在来種、ニホンミツバチ。養蜂ではヨーロッパで飼育しやすいように品種改良され日本に持ち込まれたセイヨウミツバチが主流だが、最近はニホンミツバチも増えていると聞く。日本にいるミツバチはこの2種類だけだが、そもそもミツバチは世界中でもたった9種類しかいないそうだ。見た目は、ニホンミツバチは黒っぽくて小柄、セイヨウミツバチは黄色っぽくて大き目。サイズは並んでもらわないと分からないので「お腹のシマシマの幅が広くて黄色い面積が大きいとセイヨウミツバチ」と覚えておく。翅(はね)にある脈で見分けることもできるらしい。シマ模様も脈もハチごとの個体差はないのだろうか。
第2話 肥料作りは、化学と算数と体育の世界だった
農教室一年生 · 2021/04/26
落ち葉集めから2週間後、いよいよ堆肥作りにとりかかる。堆肥は、堆肥枠と呼ばれる膝上くらいの高さの木枠の中に、落ち葉と藁、鶏糞、米ぬかを入れ、大量の水を加えながら、人が乗って踏みつけて作る。自分も含め皆さん最初は遠慮がちに踏んでいたものの、踏んでいるそばから材料は遠慮なく足されていくので次第に大胆になっていく。踏み固めたら木枠を上にずらし、さらに材料を投入しながらフミフミ。

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