痛風危険度チェック

痛風は、尿酸という物質が血液中に異常に増え、関節などにたまって炎症を引き起こす病気です。かつては美食を楽しめる一部の人のかかる病気と考えられ「ぜいたく病」と呼ばれていましたが、飽食の時代の現代、日本では患者数が急増し、発作がなくても尿酸値が高い「痛風予備軍」を含めると、300万人以上に上るといわれます。いったん痛風になると、長期にわたる治療が必要なうえ、さまざまな合併症を引き起こす危険もあるので、予防を心がけることが何よりも大切です。あなたは、痛風の危険を招く生活を送っていないでしょうか? さっそく、チェックしてみましょう。

痛風危険度チェック

尿酸は、プリン体と呼ばれる成分が分解されてできる一種の老廃物で、おもに腎臓から尿といっしょに排泄されます。ところが、体内で尿酸がつくられ過ぎたり、うまく排泄されなくなると、血液中の尿酸が異常に増え、「高尿酸血症」を引き起こします。痛風は、増え過ぎた尿酸が結晶化し、関節にたまって急性関節炎を起こした状態です。痛風の「風」は、「病」という意味であり、従って痛風は「痛い病気」と解釈されます。それほどまでに「痛み」が特徴的な病気なのです。とくに、激痛発作が足の指の関節などに起こります。痛風の痛みは通常は7日程度で徐々に治まりますが、そのまま放置すると、半年~1年後には再発します。また、痛風発作が頻発する時期になると、腎臓にダメージがあることが多く、高血圧や高脂血症、糖尿病などを合併する危険も高まります。
  痛風は、高脂肪、高エネルギーの食事をはじめ、生活習慣と深いかかわりのある典型的な生活習慣病の1つです。それだけに、日ごろの生活の改善で予防がしやすい病気ともいえます。痛風患者の95%以上は男性で、とくに30~50代に集中していますが、年々若年化の傾向があり、女性も更年期以降は尿酸値が上昇するので注意しましょう。