秋の味覚で薬膳料理(1)

今月のクッキング

秋は空気が乾燥し、肌や髪のパサつき、空咳(からぜき)といった症状が現れやすいとき。
中医学(中国医学)からみると、肺に最も負担のかかる季節です。そこで、肺や体の乾燥を防ぐとともに、夏の残った疲れを癒し、冬に備えてからだを養う薬膳料理を紹介します。

気を補い、元気を回復! 弱った胃腸を整える

夏の疲れが残ってだるさが抜けないときには、パワーをつける食材を。
元気になるためには胃腸の働きを整え、血液循環をよくすることも大切です。

薬膳を食卓に採り入れて「未病(みびょう)」を改善しましょう
現代は病気には至らないまでも、何らかの不調をかかえている人が増えています。中医学ではこのような体の不調のサインを「未病」と呼び、病気になる前にいかに食事で改善していくかをとても重視しています。
中国には古くから「薬食同源」という考えがあります。健康を保つためには、満腹感やおいしさだけを求めるのではなく、食物の効能や効果を知り、自分の体質や体調に合わせて食べることが大切なのです。薬膳はそういった考え方に基づいた料理です。