ヘルス&ビューティ研究所
rport01 広東人参研究室
新発見!!広東人参の知られざる作用とは?
広東人参の由来
広東人参作用メカニズム
広東人参の作用
研究者インタビュー
Q&A
新発見!!広東人参の知られざる作用とは?
■ いつも食べている「人参」とは別モノ!?
広東人参(カントンニンジン)は、一般に薬用人参と呼ばれているものの一種。別名「アメリカ人参」「西洋人参」「西洋参(セイヨウジン)」とも呼ばれています。
中国では十八世紀、北米より輸入し、滋養強壮の目的で食され、1970年代頃より各地で栽培されてきました。特に近年は、広東、上海、香港を中心に中国全土に人気が広がって、一般的な生薬として知られるようになりました。
一般に、薬用人参には苦味があり、広東人参も独特の苦味をもっていますが、同時にかすかな甘みと清涼感ももっています。
地上に出ている葉の部分は、一般の食材として使われるニンジンとまったく異なり、根は、朝鮮人参をややこぶりにしたような形をしています。
ちなみに、食用に使うニンジンはセリ目セリ科、広東人参や朝鮮人参などの薬用人参はセリ目ウコギ科に属し、植物学的分類が異なります。

■ 「温」の朝鮮人参、「涼」の広東人参。
朝鮮人参は、一般によく知られているように滋養強壮作用があり、冷えたからだを温める「温」の性質をもっています。一方、広東人参も同じ滋養強壮作用をもっていますが、その性質は朝鮮人参と比べると穏やか。また、ほてりやのぼせを抑える「涼」の性質をもっているので、どんな方にも使いやすい生薬として評価されています。
「温」の性質・「涼」の性質:生薬は熱性(ねっせい:温める作用がある)か寒性(かんせい:冷やす作用がある)かによって、分類することができます。この「熱性」「寒性」は、五行理論にのっとって、さらに「熱性」「温性(おんせい)」「寒性」「涼性(りょうせい)」「平性(へいせい)」の5つに分類でき、これを五性(ごせい)といいます。「温」はおだやかに温める作用のあるもの、「涼」はおだやかにさます作用のあるもの、「平」は熱・寒に左右されないものです。
五行理論:季節、方角、時間、穀物、人間の臓器(五臓)など、自然界に存在するすべてのものを「木・火・土・金・水」に分類する、東洋医学の基本となる考え方。5つの要素には「相生(そうせい:互いを生み、育てる関係)」、「相剋(そうこく:互いを抑制する関係)」の相互関係があり、互いが助け合い、また、どれかひとつの勢いが強くなりすぎないように調節して、5つのバランスを保っています。
■ カントンニンジンエキスにメラニン産生抑制作用を発見!
大正製薬では広東人参の「涼」の性質に注目。スクリーニングをおこない、カントンニンジンエキスに含まれる成分が、メラノサイト刺激ホルモン(MSH:melanocyte-stimulating hormone)の働きを抑制し、メラニンの生成を抑える働きがあることを発見しました。つまり、肌の色素沈着を防ぐ効果が期待できると推察されています。広東人参は、まさに注目の生薬。現在も、さまざまな研究が進められています。
生薬がどのような作用をもっているかを、試験管内の実験でチェックすること。
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