第10回(2011.9.1 Vol.58[秋号])

自分の健康を管理するのは、あなた自身です。知識を持っていれば、体調の変化や急な病気に対応できるだけでなく、日々の健康管理に役立てることができます。あなたのセルフドクター力を試してみましょう

問題答え

問1コレステロールを下げる食品は、次のうちどれ?

1.大豆食品

脂質異常症の予防・改善には、食生活を見直すことが大切です。まずは食べ過ぎに注意。コレステロールを多く含む魚卵やレバーなどの食品を避けることはもちろん、コレステロール値を上げるチョコレートやチーズなども食べ過ぎないように。そして、大豆食品や海藻類などコレステロール値を下げる食品を積極的に摂ることを心がけましょう。

問2咳が長引く場合、どのタイミングで受診するとよい?

2.3週間

一般的にかぜ症候群による咳は、1週間程度で治まります。咳が続いても「かぜの咳が長引いているだけ」などと放置していると、家族や周囲にうつしてしまったり、咳で体力を消耗してしまったりする恐れもあります。また、呼吸器の疾患にかかっていることも考えられるので、3週間以上咳が続く場合は、内科または呼吸器科を受診しましょう。

問3発熱時のホームケアで、正しいものはどれ?

4.体と手足が火照っている場合は、水枕などで頭を冷やす

水分は、普段の半分ほど摂れていれば問題ないため、1度に大量ではなく、こまめに少しずつ水分補給します。また解熱鎮痛剤は、発熱経験のある1歳以上の子どもで、つらそうにしている場合に様子を見ながら使用しましょう。悪寒で震えているときは、無理に頭を冷やす必要はありません。その後体が火照ってきたら、水枕などで頭を冷やすと気持ちよく過ごせます。

問4乗りもの酔い対策として、間違っているものはどれ?

2.乗車前は柑橘類を摂るようにする

乗りもの酔いを防ぐには、体調を整え、自律神経の乱れを招きやすい要因を避けることが大切です。乗車時には、空腹・食べ過ぎ、柑橘(かんきつ)類、脂肪分の多い食事などは避けるように。また、体を締めつけるベルトや下着を避ける、乗る前に排便をすませておく、乗車の30分~1時間前に酔い止め薬をのんでおくことなどを心がけましょう。

問5薬と薬の添付文書について、間違ったものはどれ?

3.処方薬が残った場合は、捨てずに救急箱で保管する

病院で処方される医療用医薬品(処方薬)の指示外の使用は、重篤な副作用につながる危険性がありますので、自己判断による保管、使用は絶対にやめてください。救急箱に保管している常備薬は、定期的にチェックを行い、使用期間が過ぎたもの、開封後時間のたったもの、またはこれらが不明なものは薬箱に残さず、すぐに廃棄しましょう。

問6男女の性差について、間違っている記述はどれ?

3.更年期障害は女性のみが発症する

男性にも更年期障害が起こります。ただ、男女では原因や発生のメカニズムが異なります。男性は性ホルモンの影響はほとんど受けず、主に人間関係やストレスが引き金に。早い人は40代から、多くは50代以降で発生します。男性は不調や悩みを1人で抱え込む傾向にあるため、家族や専門家のサポートを受けることが大切です。

問7「まいたけ」の特徴について、間違っているものはどれ?

4.脂肪分が豊富な食材である

まいたけは、低カロリーで食物繊維とミネラルが豊富な食材。その成分には老廃物を排出させ、腸内をきれいにする作用や免疫力の回復、コレステロール値を下げるなどの効果が期待できます。まいたけなどのきのこ類は水洗いすると香りや風味が損なわれるため、汚れが気になる場合は濡れたキッチンペーパーで汚れを拭き取り、調理をします。

問8秋が旬で薬膳としても使われる食材とは?

1.なし

東洋医学では、乾燥が始まる秋の養生として、体を潤すといわれる「白い食材」を積極的に摂ることをすすめています。秋が旬のなしは、肺を潤すのに最適な食材。他にも、山いも、温かい豆腐、白キクラゲ、大根などが挙げられます。また、呼吸を鼻呼吸にしたり、塩水でうがいをしたりするなどの乾燥対策を日々心がけるとよいでしょう。