日常生活を見直して健康生活を身につけよう(1)

生活習慣病、それは、正しい生活習慣によって防げる病気です。今回は健康維持・増進と生活指導を実践しているタニタ ベストウェイトセンターで、栄養と生活行動に関する正しい生活習慣を教えていただきました。

食生活と生活行動を柱に、若いうちから正しい習慣をつけましょう

 食生活の変化に加え、日常生活における家事や通勤・通学手段が便利になったことで、体を動かす機会が減った私たちにとって、生活習慣病になる可能性はますます高まっています。
 それを防ぐためには、何よりも自分の日常生活を見直すことが必要です。その際に大きなポイントとなるのが、食生活と生活行動です。
 食生活では、毎日の食事のバランスと食習慣を見直しましょう。最初にバランスのとれた一日の食事量のおおまかなイメージをつかみ、それと自分のいつもの食事を比べてみて、野菜が少ない、炭水化物が多いといった過不足をチェックします。それとともに、食べるのが速い、夜遅く食べるといった食習慣上での問題点がないかどうかも見直すようにしてください。
 生活行動では、運動量や回復力といった体力面をチェックします。運動不足のようなら、いつもより5分だけでも多く歩くようにするなど、日常生活でこまめに体を動かすことを心がけ、それを習慣づけます。運動は一度に頑張り過ぎず、自分が続けていける範囲で行っていくことが大切です。

毎日の生活記録をつけ変化を見つけながら継続する意欲を高めよう

食生活や生活行動の改善は、無理して一気にやろうとすると挫折する場合が多いようです。まずは、それほど無理せずに実行できそうなものを1項目あるいは2項目ぐらい選び出し、それらをしっかり守っていくことから始めてください。そして、少しずつ項目を増やしていくとよいでしょう。
 そうしていく際に、体重や体脂肪の変化など簡単に数字に表れたものだけを生活行動を改善した結果として判断しがちですが、大切なことは自分の日常生活をきちんと把握し、問題のある生活習慣を変えているプロセスなのです。
 数字に表れていなくとも、必ずどこかに変わっている点はあるはずです。その変化を見つけて、改善し続けていこうというモチベーションを高めましょう。そのためには、毎日の生活記録をつけていくことをおすすめします。
 また、子どもの生活習慣は両親の生活習慣に大きく影響されます。両親が率先して健康な生活習慣を身につけることが重要です。生活習慣病が気になるような年齢になってからではなく、できるだけ若いうちから日常生活を見直し、生活習慣を正しくしていく機会を持つようにしてください。
PART1 食生活 食生活チェック