日本茶・紅茶・中国茶の効能 お茶で元気になる、健康になる(2)

紅茶

茶葉が完全にしおれるまで十分に発酵させた紅茶。主な産地は、インド、スリランカ、中国、インドネシア、ケニアなど。世界三大紅茶としてはダージリン(インド)、ウバ(スリランカ)、キームン(中国)があげられます。紅茶の主要成分であるタンニン、カフェイン、テアニンのなかでも、タンニンとカフェインは日本茶や烏龍茶よりも圧倒的に多く、タンニンに含まれる紅茶フラボノイドが体を守る抗酸化物質として注目されています。

紅茶の効能・効果

●ダイエット・肥満防止
通常エネルギーは糖質の燃焼、脂肪の分解の順に消費されるが、カフェインを多く含んだ紅茶を飲んでから運動をすると、この順番が逆転し脂肪が先に消費されると同時に、ホルモン分泌が盛んになり、新陳代謝(しんちんたいしゃ)が促進される。

●生活習慣病の予防
カテキン、紅茶フラボノイドには体に悪い活性酸素を抑える抗酸化作用、血中コレステロールの抑制作用、動脈硬化抑制作用、血糖上昇抑制作用があり、高血圧症や糖尿病にも効果的。また、がん予防にはビタミンEが効果的とされているが、紅茶に含まれる抗酸化物質の効果はビタミンEの約20倍ともいわれている。

●虫歯予防
紅茶には、歯の組織を強くするフッ素が日本茶の番茶に次いで多く含まれている。また、カテキン類の殺菌作用や消毒作用は、虫歯の原因となる菌を殺菌し、歯垢を防ぐ効果もある。

●食中毒防止・下痢解消
O157の病原菌1万個に紅茶1mlを加えると3~5時間で死滅するとの実験結果も。食中毒の原因となる細菌、サルモネラやボツリヌス、腸炎ビブリオ、ブドウ球菌も紅茶に含まれるカテキン類によって殺菌される。

●かぜ予防
紅茶に含まれるカテキン類の消毒・殺菌作用は、かぜのもとであるウイルスの活性を抑え、感染を防ぐ効果がある。喉がイガイガするときなど、紅茶でうがいをするとかぜの予防になる。また、寒気がするときに飲むと体が温まる。

●リラックス効果・老化防止
カフェインには覚醒作用、大脳刺激作用、疲労回復作用などがあり、疲れやイライラなどのストレス解消に効く。また、タンニンに含まれるさまざまな作用が老化防止にもつながり、美容効果も高い。