おいしい水ってどんな水?(1)

水道水をおいしく飲むために

味やにおいが気になる水道水でも、ちょっとした工夫でおいしく飲むことができます。
 1つは、沸騰させる方法です。水道水で一番気になるのは、塩素のにおいとトリハロメタン。塩素もトリハロメタンも揮発性の物質なので、5分以上沸騰させることで、とり除くことができます。
 しかし沸騰させると、水に溶け込んでいる酸素と炭酸ガスもなくなってしまいます。実は酸素と炭酸ガスは、水をおいしいと感じる要素になっているのです。そこで沸騰させた水を冷やすと、酸素と炭酸ガスが水の中に溶け込み、おいしくなります。また10~15度は、人間の舌が最も水をおいしく感じる温度でもあります。
 もう1つお勧めしたいのが、木炭を入れる方法です。木炭には強い吸着力、脱臭力があり、水道水に混ざっていた小さな不純物を吸着し、嫌なにおいをとり除いてくれます。同時に、木炭からミネラル成分が溶け出し、ミネラルをバランスよく含んだ「体にいい水」ができあがるのです。
 また、1日でもっとも水質が安定しているのは夜なので、夜のうちにポットなどに水を汲み置き、翌日使うようにするだけでも塩素が抜け、味がよくなります。