おいしい水ってどんな水?(2)

食事と水

水にこだわって料理の腕もアップ

 水はあらゆる料理のベースとなります。普段あまり水にこだわらないという人でも、お茶やコーヒーを水道水で入れたものとミネラルウォーターで入れたものと飲み比べてみると、味や香りにはっきりとした差を感じるはずです。
 和食、フレンチ、イタリアンなど料理の違いには、それぞれの土地の水の硬度が大きく影響しています。料理と水の相性についていえば、その土地の料理にはその土地の水を使うのがベストといえます。ですから、日本料理には日本の水(軟水)を使うのが基本です。日本茶を入れたり、和風だしをとったり、ご飯を炊いたりするのも軟水の方がおいしくできます。
 また、野菜や肉を煮るとき、コーヒーや紅茶を飲むときなど、用途によって水を使い分けると、素材の味をじょうずに引き出すことができます。この料理にはこの水と厳密にこだわる必要はありませんが、いつもとちょっと違いを出したいというときに、水を変えてみるのも1つの方法です。
素材の持ち味を引き出す水