備えてますか?救急箱・基礎ガイド

あなたの家の救急箱は「いざ」というときに使えますか?救急箱の状態は、健康への意識を映す鏡ともいえるかもしれません。賢く備えることも、セルフメディケーションの1つです。

目次

データ解説

セルフドクターの読者アンケートでは、救急箱を所有している人は8割。そのうちの7割が救急箱の中に使用期限切れの薬が入っていたことが「ある」と回答した。また、「所有していても上手に活用できていない」「何が必要か分からない」というコメントも多く、いざというときに正しく使えない救急箱の現状が浮き彫りになった。

救急箱には何を入れておけばよいのでしょうか?

いざというときに「使える」準備を
-どのようなときに何が必要か考えてみましょう
救急箱には、(1)けがや外傷時に使用する外用薬や衛生用品、(2)定期的に使用する、または夜間や休日などですぐに受診や薬の購入ができないときに使う薬を常備します。どのようなときに、どういった薬が自分の家庭では必要かを考え、リストアップしてみましょう。
ただし、これらはあくまで「応急処置」のために使用する一時的なもの。薬を使用しても、1、2日で回復の兆しがみられない場合は、必ず病院を受診するようにしましょう。

久しぶりに救急箱を開いたら薬が散乱していました・・・。

薬の誤飲は危険です!!
-いつの間にか、救急箱が「余った薬入れ」になっていませんか
救急箱は高温多湿・直射日光を避け、子どもの手の届かないところに保管しましょう。
さらに、最低でも1年に1度は定期的にチェックをして、使用期限の過ぎたものや開封時期や中身が不明なものは救急箱に残さず、すぐに廃棄するようにしましょう。
また、病院で処方される医療用医薬品(処方薬)が何かしらの理由で残ってしまい、それらをとっておく、という人を見受けます。医師や薬剤師からの指示なく使用することは重篤な副作用につながる危険性もあるので、絶対にやめてください。

救急箱が上手に整理できません。コツはありますか?

薬のことは専門家に相談を
-常備薬の相談はかかりつけの薬剤師に
必要なときにすぐに取り出せるよう、救急箱はきちんと整理をしましょう。例えば、内服薬と外用薬とを区別して整理すると、誤飲や外用薬からの湿気による内服薬の変質を防ぐことができます。
また、常備すべき薬は人それぞれ。何が必要か自分自身で判断できないときは薬剤師に聞いてみるとよいでしょう。その際、日頃相談している「かかりつけ」の薬剤師ならば、よりスムーズです。また、服用履歴や副作用、アレルギーなどを記録するお薬手帳も重要な情報源となります。

もっと薬が分かる Q & A

  1. 理想的な救急箱ってどんなもの?
    環境や個人の体調・体質、家族構成などによって、救急箱に用意しておくべきものは異なります。下のリストをもとに、各家庭で必要なものを考えてみましょう。常備薬を購入する際は、保管に向いた個別包装のものがおすすめです。分からないことは薬剤師に相談しましょう。