セルフメディケーションと薬局・薬店

セルフメディケーションとは、「自分の健康は自分で守る」こと。
そのためには正しい知識を身につけることが大切です。
セルフメディケーションのよきパートナーとして薬局・薬店を活用しましょう。

目次

データ解説

上のアンケートで挙げられた事項は、全て「セルフメディケーション」に当たる。結果を見ると食事、運動、睡眠といった規則正しい生活習慣がセルフメディケーションであることは浸透しているようだが、一般用医薬品(市販薬)の活用や薬局・薬店での相談、情報収集については認識が低いようだ。

セルフメディケーションって何ですか?

「自分の健康は自分で守る」という考え方のこと
セルフメディケーションとは、健康や医療に関する情報、知識を使って、健康管理や軽い病気、けがの手当てを自らの判断で行う考えをいいます。
その実践ポイントは大きく3つ。まず食事、運動、睡眠など生活習慣の改善を図ること。次に血圧、体重などの定期チェックや健康診断によって自分自身の体を正しく知ること。そして症状によって適切な対処法を選ぶこと。対処法には、一般用医薬品(市販薬)を使って症状を和らげたり、必要に応じて病院、薬局などを上手に使い分け、ケアすることも含まれます。

人に頼らず自分で解決することが大切ですか?

健康のサポーターに「かかりつけ薬局」を持ちましょう
「セルフ」といっても必ずしも自分1人で解決することだけが、「自分の健康を自分で守る」ことには当たりません。誤った自己判断による対処がかえって健康を害してしまったり、軽症だと思っても実は重大な病気が隠れているということもあります。ですから、状況に応じて信頼できる専門家に適切なアドバイスを求めることも必要です。薬剤師や登録販売者は薬だけでなく、病気の対処法やその予防法、健康維持に関する知識や情報を持っています。気軽に相談できる「かかりつけ薬局」を活用することもセルフメディケーションの1つなのです。

自分で薬を選ぶのって、意外と大変・・・。

症状によって成分は異なります。薬のプロに相談しましょう
例えば胃のトラブル1つとっても、症状によって対処に必要な薬の成分は異なります。特に初めて使用するものを選ぶ際は、第1類医薬品(薬剤師からの説明、購入が義務づけられている医薬品)以外についても、薬剤師などに詳しく症状を伝え、適切な製品を選んでもらうようにしましょう。
その他、服用に関する相談や使用期間の目安、外用薬であれば「適量」の具体的な目安や塗り方のコツなど、薬の使用方法についても積極的に聞くようにしましょう。

もっと薬が分かる Q & A

  1. かかりつけ薬局って?
    「かかりつけ薬局」とは、薬を購入する際に何度も相談し、なじみになっている決まった薬局のこと。薬局側は、その人の体質やこれまでにのんだ薬の情報など、薬を選ぶ際の参考となる情報を「薬歴」によって管理するため、適切なアドバイスを提供することが可能です。

  2. 一般用医薬品の役割は?
    かぜや軽いけが、軽度の体調不良が起こった際に、一般用医薬品(市販薬)などを使って自分で手当てをすることもセルフメディケーションの1つです。ただし、時として自分で判断することが難しい場合もあります。正しく対処するためにも、日頃から、かかりつけ薬局やなじみの薬店のサポートを受けるようにしましょう。

  3. 薬局と薬店、ドラッグストアの違いは?
    薬剤師が処方箋に基づき調剤を行う薬局に対し、主に一般用医薬品を扱っているのが薬店。ドラッグストアには薬だけでなく、化粧品や日用雑貨、食品など幅広い商品が置かれています。なお、第1類医薬品を販売しているのは、薬剤師がいる店舗のみ。薬剤師がいない店舗では、登録販売者が第2類、第3類医薬品の販売を行います。