薬局・薬店ではどんな相談ができるの?

薬剤師は健康や病気に関する幅広い知識や経験を持つ専門家です。
よき健康相談相手として、上手につき合っていきましょう。

目次

データ解説

「気になる病気、症状について薬局・薬店で相談したことがあるか」という問いに対して、相談を「したことがない」人が6割以上、「あまりしたことがない」人を合わせると約8に上った。「何をどこまで聞いてよいのか分からない」といった声に代表されるように、薬局・薬店での相談に慣れていないことが1つの要因となっているようだ。

薬で治るか分からない症状も相談してよいの?

健康管理のよきパートナーとして薬剤師に相談しましょう
薬剤師は薬だけでなく、病気やその対処法、予防法など健康全般に関する知識を持つ専門家。薬局・薬店では相談相手に対し、「すぐに病院の受診が必要」、「OTC医薬品(市販薬)での対応が可能」、「安静にして様子を見ればよい」といった対処法を判断し、アドバイスをする役割を担っています。ですから、気になることは早めに相談するようにしましょう。
よい関係を築くには、「相談しやすい」と思える薬剤師を見つけることも大切です。調剤とOTC医薬品の両方を取り扱っている店舗を中心に、いくつか回ってみるのも1つの方法です。

薬を買う時に、どうして相談したほうがよいの?

薬は適切に使用して初めて効果を発揮します
薬は、それ自体がどれほど有効性の高いものであっても、適切に使用しなければ期待する効果は得られません。そればかりか、誤った使用は危険な副作用を引き起こす可能性もあります。薬を購入する際には、その製品に関する情報を一緒にきちんと得るようにしましょう。これも自分や家族の健康を守るセルフメディケーションの1つです。
OTC医薬品の場合、その情報源となるのが、添付文書と薬剤師や登録販売者からの説明です。薬剤師による説明が義務づけられている第1類医薬品(コラム参照)以外であっても、分からない点は相談するようにしましょう。

いつも急いで薬を購入するので、あまり相談は…

薬の購入時には注意点も併せて確認を
読者アンケートでは、「OTC医薬品の購入後にのみ合わせや副作用など使用に関する、疑問が生じることがある」という声が多く聞かれました。購入時には効果・効能にばかり関心が行きがちですが、用法・用量、薬の効きめが出始めるタイミング、副作用の兆候など、使用に関する注意点も併せて聞いておくようにしましょう。
添付文書には使用方法、注意事項が分かりやすく記されていますが、使用に関して医療的な判断が必要なケースもあります。特に持病がある、過去に副作用の経験がある、他の薬を服用中の人は購入時に必ず確認してください。

もっと薬が分かる Q & A

  1. 疲れって相談対象ですか?
    体の不調は病気に向かう危険信号かもしれません。薬剤師は、病気に関してだけでなく、健康全般についてもよい相談相手となってもらえます。気軽に相談できるかかりつけの薬局・薬店をつくり、日々の健康管理をサポートしてもらいましょう。サプリメントなどを活用する際も自己判断せず、まずはアドバイスを受けることをおすすめします。

  2. 最近、薬局・薬店で説明されることが多いけど?
    副作用やのみ合わせ、使用方法の難しさなどによって、OTC医薬品(市販薬)は、第1類、第2類、第3類に大きく分類されます。第1類医薬品を購入する際には、薬剤師による説明が義務づけられています。薬を安全かつ効果的に使用する上で必要な説明ですので、しっかりと聞きましょう。

  3. 自分に合う薬を選ぶには?
    「症状に合う薬」を自分で選ぶのは意外に難しいもの。薬の専門家である薬剤師や登録販売者にサポートしてもらうようにしましょう。さらに、かかりつけ薬局であれば「薬歴」(薬の使用歴)によって成分の重複やのみ合わせ、アレルギーなどの情報を管理してもらえるので、OTC医薬品を選ぶ際にもより適切なアドバイスを受けることができます。