Q10 自律神経をコントロールする方法は?

病院での治療にも用いられているのが「自律訓練法」で、意識的に副交感神経の働きを高め、自律神経のリズムを整える効果があります。一種の自己暗示をかけて、心身の緊張を解きほぐす方法で、実際は6段階までありますが、家庭では2段階までで十分です。 姿勢はイスに座るか、横になります。慣れたら、電車の中や会社のデスクなど、どこでも簡単にできるようになります。終わった時は、ボーッとした状態になっていますから、「解除」を忘れずに行って下さい。

●基本姿勢

椅子に深く腰掛け、体の力を抜く。ひざは拳(こぶし)1つ分開いて両手の手のひらをひざの上に置く。頭はやや前に傾ける。「気持ちがとても落ち着いている」と心の中で繰り返して、リラックスする。

●重感・温感の訓練

・ 重感の訓練……まず、右手に意識をもっていき、「右手がとても重たーい」と心の中で繰り返す。右手が重く感じたら、左手~右足~左足の順に重感を得ていく。
・ 温感の訓練……・と同様、「右手が温かーい」と心の中で繰り返し、左手~右足~左足の順に温感を得ていく。全身が暖かい感じになったら、「解除」を行う。

●解除の仕方

・ 両手を3回、ゆっくり握って開いてから、腕を曲げながら力を入れる。
・ 両手が肩に触れるまで深く曲げ、両手を深く握りしめる。
・ 力を抜きながら、両腕をゆっくり前に伸ばす。
・ 両手を上に伸ばし、足のつま先まで力を入れて、思いっきり伸びをする。